YOU ARE HERE:kuruma   クルマにまつわる難しい言葉 < LOVING A4 < ちびねこ


 公開日 : 2000年 10月 8日
 

馬力とトルク

どうしても理解したかった、この二つの単語。とある掲示板のスレッド(★リンク切れています)でかなり納得できました。とてもわかりやすかったので、これを元にして、まとめてみたいと思います。

Special thanks < ポンカン飴さん ほか( スレッドナンバー 60 + 69 < スレッド < 自動車@2ch掲示板 < 管理人:西村博之さん )


【トルク】

エンジンが発生する、クランク軸を回転させる力そのもの。
(回転する軸の接線方向のベクトルに、何Kgの力があるか?というもの)
要は、引越屋さんが1度に何Kgの荷物を運べるか?というもの。
電気でいうところの、電圧にあたります。

 

【馬力】

単位時間あたりに、トルクを何回車体に与えられるか?という目安。
トルク×回転数に比例。仕事率のこと。
電気でいうところの、電力(電圧×電流)にあたります。
単位は、psまたはkW。

たとえば、


・引越屋さんAが1分間に100Kgの荷物を80回運べる
 →引越屋さんAの馬力は100Kg×80回。

・引越屋さんBが1分間に50Kgの荷物を160回運べる
 →引越屋さんBの馬力は 50Kg×160回。


引越屋さんAとBが腕相撲をしたら
 当然Aが勝ちます(トルクが大きいので)

引越屋さんAとBが仕事をみると、
 両者どっこいどっこいである。

ということです。

さらに詳しい解説があります。こちらはそのまま転載します。

最高速に挑む場合は、平均的に与える力の量が大きくないといけませんので、 中・低回転域のトルクのことは無視して、 高回転域でトルクが大きくなるようなチューニングをします。

馬力はトルク×回転数に比例するので、トルクと回転数を大きくとるわけです。

・エンジン回転数のリミットが上がるようなチューニングであるとか、

・ターボ・燃料噴射・バルブタイミングの調整によるトルク向上チューニングであるとか。

逆に、街中で乗ることや、積荷をより多く載せることを重視するには、 中・低回転域でトルクが大きくなるようなチューニングをします。 高回転域のトルクは無視します。

ディーゼルエンジンは中・低回転でのトルクが非常によく出るので、 トラックなんかはこの方法をつかいます。


「トルク」は、ねじる力、とか、ものを押し出す力、とか聞きます。でも、それだと、馬力との関係、違いがよく分からなかった。上記のたとえ話を初め、とてもわかりやすい解説だと思います。ポンカン飴さんをはじめ、該スレッドにて発言・回答されていらっしゃる方々に謝意を表します。




さらに、別のスレッドで発見。
ところが、URLをコピーしていなかったので、正確なところ@自動車@2ch掲示板がどこか分かりません。スイマセン(>_<)ヽ


【パワーウェイトレシオ】

重量を馬力で割った数値。
これは、パンフレットとかにはそのまま載っていないことが多いので、電卓をはじいてどうぞ〜(^_^)v


15Kg/PS ‥ 越すとさすがに かったるく感じる。

12Kg/Ps ‥  ごくごく普通に走るなら。

10Kg/Ps ‥ スポーティさを求めるなら。

8Kg/Ps以下 ‥ かっとぶぜーなら。

6Kg/Ps以下 ‥ 目を回したいなら

これが、馬力だけではなく、クルマの重さにこだわる理由だったのですね〜。軽ければそれだけ、ハンドル操作にクルマが反応する速度も速くなり、自分とクルマとの一体感が増します。

たとえば、私のゴルチャンならば、1,545 ÷ 125 = 12.36
「ごくごく普通」の部類ですね (^^ゞ





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