声
明 書 【金正日の国防委員長就任に際し、国内外に訴える】
私たちは
1959年暮れから1984年の間に、日本から北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に帰国した9万3千人の人々の生命と人権を守るために、また地獄のような山の中の強制収容所の解体を求めて、4年前から活動している市民団体です。このたび金正日は国防委員長に就任したと伝えられます。金日成の死後、金正日は軍が人民であり、国家であり、党であるという、すべてを軍事で処理する軍事独裁体制を固めてきました。国防委員長就任はその総仕上げに過ぎません。この機会に、この軍事独裁体制が国内的には国際人権規約からの脱退を意味するほどひどい人権抑圧体制であることを強調しないわけにはいきません。金正日の国防委員長就任に際し、私たちは以下の理由から強い遺憾の意を表明します。
私たちはこの機会に改めて金正日にこれらの撤廃・改善を求めますが、その解決には世界の、国内外の強力な人権の声が必要です。併せて以下の四つを求めます。
今年の
12月10日は、世界人権宣言50周年の日です。北朝鮮の山の中の収容所の実態を知らずに、この日を迎えることは恥ずかしいことですし、北朝鮮の収容所を解体させずに、21世紀を迎えるとしたら、今日を生きる私たちは後世の歴史から大きな批判を受けることになるでしょう。世界人権宣言と瓜二つの恵まれた憲法をもつ日本に生きる者は、北朝鮮の人権状況を改善するために、とりわけ大きな責務があることを、最後に強調したいと思います。
1998
年 9 月 7 日
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会
共同代表
小 川 晴 久金
民 柱萩
原 遼連絡先:
03-5978-3636 ホームページに戻る