東京都板橋区大山には、南アジア(バングラディシュ、インド、パキスタン、ネパール)から多くの人が来ていた。
前代表の吉成勝男(よしなり かつお)さんがバングラディシュ人と知り合い、相談を受けることで活動が始まった。やがて相談件数が増え、組織的な支援体制が必要になった。一般に支援団体は、キリスト教系団体と労働組合系団体に大別されるが、APFSはそのどちらでもないNGOとして活動している。
事務局長のTOTA MIAH(トタ ミア)さん(下画面の右)は、バングラディシュを離れて15年になる。韓国から千葉を経て群馬で働いていたが事故に遭い、支援を求めて東京のAPFSを訪れた。

現在、日本国内には約200万人の外国人が居り、80万人程が外国人労働者といわれている。その一部は、言葉、差別、資格などの問題を抱え、劣悪な労働環境にある。指導不足、疲労、安全対策の欠如などから地方の中小企業での事故が目立っている。2003年頃からは、在留資格相談が増えている。国際結婚の増加に伴い、DVや離婚相談も増えている。
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