いきいき日誌
2/28 (月)
いよいよ明日から本会議が始まります!
早いもので、2月も今日が最後です。明日からは3月、長丁場の3月議会が始まります。
今日も、市役所で、議案調査に追われました。
担当者の方に、資料をいただくにも説明に時間がかかり、いただいた資料を読み込むにも時間がかかり、体が3つぐらいほしい状態が続いています。
2/27 (日)
冬型の冷え込みの厳しい一日でした。
気分を一新しようと、昨日、美容室でカットをしてもらってきました。しかし、疲れが思うようにはすっきりとれません。こういうときに年齢を感じますが、ためていたメールのお返事などの一週間分の作業は、ようやく終えることができ、ほっとしました。お返事が遅くなった皆さん、申し訳ありません。
風邪やインフルエンザが蔓延しているようです。友人たちもバタバタ寝込んでいます。私の場合、この時期にいったん体調を崩すと花粉症を引き起こすため、あまり無理ができません。
議案調査は時間との闘いですが、とにかくコツコツと続けます。
2/26 (土)
行政と市民との「協働」を考える
午後1時半から、高槻市&たかつき市民活動ネットワーク主催の市民公益活動推進フォーラムが開かれ、参加しました。会場の総合市民交流センター8階イベントホールは満員で、熱気があふれていました。
フォーラムは2部構成、まず第1部は川北秀人さん(人と組織と地球のための国際研究所・IIHOE)の『協働の環境をどう育てるか−「都道府県、主要市におけるNPOとの協働環境に関する調査」から』と題した講演でした。
そして第2部は市民・行政の協働事業ヒント事例として、5団体から持ち時間7分のプレゼンテージョンでした。
川北さんは、協働について、行政は財政改革とはきちがえていないか、NPOも資金や委託がほしいと安易に考えていないかと指摘され、各地の事例をあげながら、協働の環境のバリエーションの多様さを示され、示唆に富む講演でした。
また、5団体のプレゼンに対する評価、講評も、行政になるほどと思ってもらって動かすにはプレゼンに何を盛り込めばよいかなど、議会の質問にも通じるアドバイスで、ある意味で「厳しさ」を感じました。
高槻市も、2005年度予算の中に、協働活性化モデル事業として100万円を計上しています。いよいよ第一歩が始まります。
2/25 (金)
青少年問題協議会を傍聴しました。
今日も朝から市役所で議案調査を続けましたが、午後3時からは青少年問題協議会を初めて傍聴しました。
案件は2件、「少年の健全な育成を阻害するインターネット情報から児童生徒を守るためにはどうすればよいか」と「子どもを犯罪から守るためにどうすればよいか」ということでした。
教育委員会からそれぞれについての学校の取組の現状と課題について報告があり、各委員が対策等について意見等を述べ、協議会は情報交換という位置付けのようです。
座長は市長で、司会をされていました。また助役も教育長も委員で、少し驚きました。
午後6時からはWIB、JR高槻駅南口で、黒い服を着て、ローソクと平和を求めるメッセージを持って立ちました。天神祭りで、人通りは多かったのですが、こちらのメンバーは5人、それでも、立ち止まってメッセージを読んでくださる方もあり、励まされます。
WIBを始めて1年がたちました。継続は力なりといいますが、こうして毎月1度、駅前に立つという取組は、私には平和について考えるいい機会になっています。
今夜は自宅で、家事に徹しました。洗濯機も3回まわしましたものの、まだ残っていますが、掃除・洗濯をすると、心もきれいになった気がします。家を片付け、少し疲れも取れました。
2/24 (木)
3月議会の議事運営が決まりました。
午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
3月議会の議事運営が決まりましたので、市議会速報・3月議会議案一覧を更新しました。
意見書(案)は市民連合議員団から5件、共産党議員団から1件、自由民主党議員団から1件の計7件が出されました。
人権侵害救済法の早期制定を求める意見書、裁判員制度開始に向けた環境整備に関する意見書、「障害者自立支援法」に関する意見書、北朝鮮に対する経済制裁の発動を求める意見書など、通常国会の動きを視野に入れた意見書(案)が多くなっています。
これらは、11日(金)までに会派間で調整されます。
なお、3月1日(火)の本会議が始まる前の9時20分から、人間国宝の琵琶奏者山崎旭萃さん(白寿)の演奏があります。本会議場は70名の定員で、傍聴希望が多ければ抽選です。受付は8時半からです。
今日も議案調査の一日でした。私の本会議での質問予定は3月8日(火)、9日(水)ですが、まだまだ調査事項が残っています。がんばります。
2/23 (水)
近畿も春一番が吹きました。
午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。
今日の案件は9件、2005年度の教育費予算の原案決定もありましたので、委員の質問が続き、終わったのは11時40分でした。
午後からは議会の控室で議案調査、本会議が始まるまで、時間との闘いです。
今日は、鼻がむずむずし始めました。案の定、春一番が吹き、花粉だけでなく、中国から黄砂もやってきているようです。
明日からはまた冷え込むようで、気温が低ければ花粉は飛ばないでしょうから一安心です。今年は、春はできるだけ遅くくるようにと、祈っています。
2/22 (火)
3月議会の議案が明らかになりました。
今日は3月議会の告示日、分厚い議案書をいただきました。さっそく市議会速報に議案一覧を掲載しました。
議案は、2004年度の一般会計等の補正予算案件が12、条例案件が21、道路線の認定が1、そして、2005年度一般会計等の予算案件が13の47件です。
条例案件では、受益者負担の適正化ということで、住民票の写しの手数料が200円から300円に値上がりするなどの手数料改正の条例案件もあります。
市民の目線で、しっかりチェックをします。
午前10時からは、阪急・高架交通体系特別委員会を、午後2時からは、社会福祉審議会障害者福祉専門分科会を傍聴しました。
審議会等も、議会が始まるとあまり開催されません。
これからは議案調査に集中します。
2/21 (月)
活発な意見がだされた都市マス意見交換会でした。
午後2時から、都市計画マスタープランの改定に伴う意見交換会が市役所本館6階会議室で開かれ、参加しました。
交換会は2部構成、まず高槻市を取り巻く社会の状況の変化についての説明があり、質問や意見がだされました。
そして、状況の変化についての共通認識を踏まえ、改定される都市マスタープランの基本的な考え方についての説明があり、意見交換がなされました。
参加者は約30名、意見交換の場では、次々と手が上がり、活発な意見交換会で、私も大いに勉強をさせていただきました。
都市計画マスタープランといってもどのようなものか、市民の皆さんにはわかりづらいものですが、まず、高槻市を取り巻く状況の変化を行政も市民も共通認識することは極めて重要です。少子高齢化といっても、高槻市独自の状況をふまえないと、まちづくりの議論もすれ違いになってしまうからです。
しかし、広報などにはこのようなことはなかなか書いてないために、意外と市民に知られていないのが現状で、私も今日の説明を聞かせていただいて、とても勉強になりました。
ただ、同じ客観的データを前にしても、そこから発想する都市のあり方、都市マスの基本的な考え方については、多分いろいろ違いがでてきます。今日は発言者も多く、時間が足らず、その議論が深められなかったのが少し残念でした。
なお、参加された皆さんの質問や意見を聞いていて、さまざまな計画等策定時にも、双方向でやりとりできるこういう場がもっともっとあればと思いました。
2/20 (日)
他市の男女平等を進める条例の学習会に参加しました。
午後2時から、高槻市の男女平等推進条例を考える会の学習会が開かれ、参加しました。講師は小松満貴子さん、堺市や豊中市の審議会の座長として、条例制定に尽力されてきました。
今日は、大阪府内や全国各地の条例の論点のポイントや、「いい」といわれる条例、「問題」といわれる条例の紹介もあり、とても参考になりました。
条例というと市民にはなかなかなじみのないものですが、こうして、他市の条例を読み比べてみると、いろいろなことがよく見えてきます。
地方自治、住民自治の実現のためには、市民も力をつけ、条例を消化していく努力が必要です。
そして、こうした市民の取組を重ねることで、できあがった条例も生きたものになるのではないでしょうか。
今日の読売新聞に、中央図書館で利用者名簿が盗まれていたことが報じられています。読売オンライン関西にも掲載されています(20日の夜にはリンクができますが、21日にはリンクできないかもしれません)。
報道によれば、14日の午前11時ごろ、3階のカウンターで前日図書館利用を申請した89人分の名簿が、職員が席を離れた20分ほどの間に盗まれたということです。
カウンターで名簿を扱う作業をされていたようですが、不特定多数の人が訪れるカウンターで、そのような作業をするなんて信じられません。個人情報を取り扱っているという認識があったのでしょうか。
詳細を知ろうとして、高槻市、教育委員会、図書館のHPを見ましたが、この日記を書いている20日の夜の段階で、何にも書かれていません。14日(月)に起こったことなら、どうしてすぐにお詫びを掲載しないのでしょうか。まして、新聞報道があったのなら、すぐに載せるべきではありませんか。これでは市役所は都合のいいことしかHPに載せないと批判されても仕方がありません。
2/19 (土)
憲法改悪反対の大きなうねりを!
午前10時から、「憲法を読む会」に参加しました。講師は山本健治さん、今日も前半は最近の憲法を巡るニュースの解説があり、後半は、90条、91条を読みました。
最近の注目すべきニュースは2つあります。
一つは、自民党の新憲法起草委員会の動きを伝える記事の中で、集団的自衛権の行使容認したという記事がありました。現9条はどう読んでも集団的自衛権は認められていません。そのため、たくみに集団的自衛権があるという世論をまず作り上げて、その後に9条を変えようとしているのではという指摘でした。
また、自衛隊法を改正し、ミサイルを向こうがうとうとしていると現場が判断すれば、迎撃できる体制をつくるという発表がありましたが、これこそ、まさにいつでも戦争ができる体制づくりです。
どんどん改正への雰囲気作りが進められている中で、私たちが改悪反対の輪をいかに広げていくか、大きな課題です。夜は、岡真理さんの講演会に参加しました。パレスチナをテーマに、「くに」についてのお話でしたが、会場の総合市民交流センタ−・視聴覚室は、超満員でした。
2/18 (金)
今日から、毎日、市役所にいます。
議会前になると、市民の方から、意見書や決議をあげてほしいという要請があります。
今日は、部落解放・人権政策確立要求高槻市民連絡会の方がこられ、「人権侵害救済法の早期制定を求める意見書」の採択についての要請がありました。
同じ無所属の岡本嗣郎議員といっしょにお話を伺いましたが、早期制定には異論はないのですが、問題は、法案にある人権侵害救済機関を具体的にどこに設置するか、そして、メディア規制の条文を削除するのか凍結のままでいくのかということです。
24日の議会運営委員会に意見書案が出され、どのような内容にするのか、会派間で調整されます。
今日から3月25日(金)の一般質問終了まで、3月議会の議案調査等のために市役所にいることが多くなります。
この1ヶ月余、体調を崩さないように、食事や睡眠には十分気をつけて、がんばります。
2/17 (木)
2005年度の施政方針大綱が明らかになりました。
3月議会の議案書が配布される告示日は22日(火)です。しかし、高槻市議会では、与党会派には、告示日の前に議案の説明がなされます。今日も、会派説明のために、控室の廊下は、担当者の列ができていました。
私は会派に入っていないため、議案内容について知るのはかなり遅くなります。同じ議員なのに不公平だと思いますが、これが高槻市議会の慣例、現実です。
それでも、今日は、控室に行くと、机の上に2005年度の施政方針大綱&主要施策(A4/43p)が配布されていました。無所属の私には来週まで配布されないだろうと思っていたので、助かりました。
告示日にいただく正式の議案書をできるだけ短時間で消化できるように、施政方針大綱をしっかり読みこなします。
2/16 (水)
屋外広告物審議会を傍聴しました。
午前10時から屋外広告物審議会が開かれ、傍聴しました。
案件は2件、「高槻市屋外広告物条例の改正概要について」と「景観法施行に伴う高槻市における予定事業概要について」で、いずれも報告案件でした。
屋外広告物法の改正により、昨年9月に高槻市条例を改正しましたが、さらに条例改正の必要のある項目について、説明がありました。景観法との関係なども含めて、いくつか検討課題があるとのことです。
また、景観法施行により、高槻市でも景観計画の策定や景観条例を制定しなければなりませんが、今日は、そのための今後の策定フロー(案)についての説明がありました。
「景観」については、これからの高槻のまちづくりの大きな課題で、私もしっかり勉強しなければなりません。今日は、5人の審議会委員の皆さん議論がわかりやすく、とても参考になりました。
お世話になった熊野勝之弁護士から、「裁判員制度から司法改革をみる」という公開講座の案内をいただきました。
2009年から実施される裁判員制度は、国民が裁判に参加するという民主的制度という側面がありますが、裁判員は審理のために長期間拘束できないため、連日開廷の短期結審、そのための事前整理手続きという非公開手続きの導入、短期集中審理に対応できる弁護人の確保のために法務省に統制された公選弁護人制度など、被告人とされた人の公正な公開裁判を受ける権利を危うくする制度とセットになっています。
市民参加すればいいというものではありません。司法改革を考えるために、ぜひ、会場の岸和田市近くの方、ご参加ください。
2/15 (火)
午後から雨、今日も資料整理でした。
昨日、今日と、資料整理に追われました。
あまり使わない携帯電話ですが、3年使っていて、ついに調子が悪くなりました。
ポイントがたまっていたので、思い切って、無料での機種変更をし、今日、新しいのを手にしました。初めてのカメラつきですが、あまりにも多くの機能があり、びっくりしました。どれだけ使いこなせることができるのか、楽しみです。
お店で、「デカ文字モード」に設定しときましょうかと言われて、即座に「けっこうです」と言って、帰ってきました。しかし、やっぱり小さな文字はつらいもの、1時間後には大きい文字がでるように設定をしなおしました。やはりこの方が楽です。意地をはらなければよかったと反省。
2/14 (月)
資料整理、調査研究で、多忙をきわめています。
今日は一日事務所で、資料を整理しながら過ごしました。読まなければならない資料が山積していています。
夜、自宅に戻り、ニュースで寝屋川の事件を知りました。お亡くなりになられた先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
事件の真相は、これから解明されますが、子どもたちの安全を守るためにどうすればいいのか、登下校時だけでなく、学校そのものの安全対策を抜本的に講じなければなりません。
文部科学省は、昨年1月に「学校安全緊急アピール」を出していますが、安全確保のためには、十分な予算措置もすべきです。
事件を十分に検証し、高槻でもこのような事件が起こらないよう、最大限の取り組みが必要です。
2/13 (日)
パソコンでの仕事もほぼめどがつきました。
この3日間、パネラーで話したことのテ−プ起しの校正など、かなりの時間、気持ちを集中させ、パソコンの前に座り続けました。
今日は、資料の編集作業に没頭しました。インターネットを使って資料はすぐ取れるとはいえ、編集作業にはけっこう時間がかかります。こういう作業は大好きなのですが、時間に追われ、あまりセンスのいいものはできません。でも、なんとか40頁強の資料集の編集がほぼ終わり、ほっとしました。
これで、肩の荷がおりました。いよいよ3月議会の準備に入ります。
2/12 (土)
春は講演会、学習会が続きます。
ふぇみん大阪府協議会へ出席のため、午後から大阪市内へ。春は市民運動も催しが続きます。案内のチラシをどさっといただいてきました。
夜は、高槻・市民自主講座でした。先月に続いて、市内の地質汚染についての学習、意見交換でした。
2/11 (金)
久々に自宅でパソコンでの仕事に集中しました。
この間、家事がたまりにたまっていて、今日は半日、掃除、洗濯に追われました。
また、パソコンでの仕事もたまっていて、午後からは、パソコンの前で気持ちを集中させました。
まだまだメールでのお返事や調査案件がたまったままになっています。
今週末には、なんとか一区切りつけたく、がんばります!
2/10 (木)
寒さが和らいできましたが、花粉症が心配です。
午前10時から、障害者福祉センターで、講演会「障害のある人を被害から守るために」が開かれ、参加しました。主催は「高槻手をつなぐ親の会」で、講師は辻川圭乃(たまの)さん、ご自身も自閉症のお子さんをお持ちの弁護士さんでした。
1時間半あまりにわたる講演は、知的障害者の場合、消費者被害、性的被害、虐待など、高齢者と同じようにターゲットにされやすく、被害を防ぐためには、保護者、地域、支援者の連携が必要だというものでした。ご自身の弁護士としての活動に裏付けられたお話で、とてもわかりやすく、説得力がありました。
保護者として嘆いたり文句をいうだけでなく、地域の人、周りの人に、理解してもらう努力をすべきだという指摘は、胸をうちました。
午後から、生涯学習センター1F展示室で開かれていた「高槻市雇用促進フェア−」に行きました。
今日は、若年者合同説明会で、18社が参加されていました。いずれも正規職員としての募集です。しかし、参加される若年者が少ないようでした。高齢者の方も来られていましたが、34歳以下と聞いて、肩を落として帰られる姿に心が痛みました。
夜はS市へ。子どもたちに命の尊さを教えようと性教育に取り組んでこられた先生のお話を伺いました。
実は、この先生の性教育の授業内容について、過激だといわんがばかりに、文句がつけられ、当該校の校長先生が昨年12月に辞め、新校長に交代するという事件が起こっています。
今日は先生の性教育の取り組みについてや、この間、どのような事が起こっていたのか、お話を伺ったのですが、まさに三井マリ子さんへの攻撃と同じ事が起こっていました。
先生の「命を大切にしてほしい」という子どもたちへの熱い思い、性教育の具体的内容、そしてこの間の先生へのすさまじい圧力を聞いていて、もう涙がとまりませんでした。
「先生を応援しよう」、心に固く誓いました。
2/09 (水)
横浜市へ日帰りで行ってきました。
今日は横浜市教育委員会へ行き、横浜の教育改革の取り組みについてお話を伺ってきました。
この時期、議会との関係もあるにもかかわらず、また急なお願いにもかかわらず、担当課の方は快く時間を調整してくださり、ほんとうに助かりました。
それにしても、人口350万の政令指定都市だけあって、小・中学校の数も500校以上あり、何もかもスケールが違いました。
とびっきり早起きをして新幹線に飛び乗ったのですが、今日は車窓の景色を楽しむ余裕もなく、さすがに疲れました。
2/08 (火)
史跡今城塚古墳の整備工事が始まっています。
午後1時から史跡整備等特別委員会が開かれ、傍聴しました。
公有化率が98%を超えた今城塚古墳では、2010年の完成を目指して、古墳の整備工事が始まりました。
第1次整備工事は地元説明会を終え、昨年11月から着手されています。今日はその概要の説明でした。
今日はどこへ行っても、話題は関大の新キャンパス構想でした。
買い物をしても、私の顔を見るなり、お店の人は開口一番「ほんとうに関大が後4年でできるんですか」と聞かれます。文教施設だけれど、超高層ビルではと賛成しない人、幼稚園から大学院まで同じ建物で大丈夫なのとにわかに信じられない人、わずか4年であの新聞に出ているような建物がほんとうにできるのと半信半疑の人、吹田はどうなるのと心配する人など、市民の間でも大きな戸惑いがあるようで、もろ手を上げて喜んでいる人には、今日はあまり会いませんでした。
2/07 (月)
次世代育成支援行動計画素案に261件の意見が出されました。
午後2時から社会福祉審議会児童福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。
「次世代育成支援行動計画素案」に対して行われたパブリックコメント(11/17〜12/16)の結果、12団体、43人から計261件もの意見が出され、その結果、7件の意見を取り入れ、修正がなされました。
また、担当課で検討の結果、11ヵ所の修正もなされました。
今後は、今日の分科会の意見も踏まえ、最終案を作成し、行動計画の策定がされます。
今日の委員の意見の中で、一番気になったのが、母性、父性の記述についてでした。
市民意見の中に、素案の思春期保健対策の項の「児童館等で、乳幼児とふれあう機会を設け、子どもへの理解、子育ての大変さ、生命の尊さなどを学び、母性や父性を育みます」とあるが、母性や父性を育成するというのは、性別役割分担意識を育てることに繋がりかねないとの意見があったことに対して、誤解を生むような表現は検討すべきではとの指摘が3人の委員からだされました。
市側は、「社会的性別役割分担の固定や強制の意味ではなく、思春期に乳幼児と触れ合い、かかわることにより、乳幼児への慈しみの心と、子どもを産み育てたいという気持ちの育みという意味を含んでいる」とのことでした。
しかし、母性、父性という言葉はジェンダーの視点からも考えなければならず、それならばもう少しふさわしい言葉があるのではと私も思いました。
夜になって、吹田市の友人から連絡があり、今日、関西大学がJR高槻駅前ユアサ工場跡地に超高層大学を建設する発表をしたとのことでした。
さっそく関西大学のHPを見ると、新キャンパス構想が掲載されていました。詳細がわかれば、またお知らせします。
2/06 (日)
「年をとっても肉や脂っこい食品は大切です」と聞いて、目から鱗が落ちました。
午後から、高槻配食サービス事業者連絡会主催の講演とシンポジウムに参加しました。テーマは「食生活のあり方で、いまの健康いつまでも」です。会場はいすが足りないくらいの超満員で、熱気があふれていました。
まず、熊谷修さん(東京都老人総合研究所)のパワーポイントを使っての講演がありました。1時間にわたる「けんこう長寿をめざして 老化を防ぐ食生活」の講演を聞いて、私は高齢者の食についての考え方を180度転換させられました。
「老化は歩く能力に写し出される」「速く歩くときと普通に歩くときの速さの差がなくなってくると老化が始まっている」「自分の歩く速さを常に意識しておくこと」「70歳以上になると歩く速さの個人差が大きくなる」「介護予防には足の筋肉をつけること」「長生きするには栄養状態をよく保つこと」と、ここまではなるほどと思って聞いていました。
しかし、「牛乳を飲まない高齢者は早く亡くなり、脂っこいものを食べる人ほど長生きをする傾向がある」「老化を遅らせるためには、動物性たんぱく質の肉・卵・牛乳をしっかり食べること」と聞くや、愕然としました。今まで、年ととったら脂っこいものをやめて、動物性蛋白は魚がよいと思い込んでいたからです。
休憩のあと、「高齢者の食を地域でどう支えるか」と題して、4人のパネラーから報告がありました。最後に熊谷さんから、これからの配食サービスの在り方についても示唆にとんだお話があり、「配食サービスを介護食にしてはいけない」「『お弁当』を運ぶのではなく、『人』を運ぶこと」と結ばれました。
連絡会のメンバーは、社会福祉法人高槻荘、NPO法人いきいき会、NPO法人高齢者福祉協会ひだまり、株式会社じゃがいも、NPO法人きらきら星です。現在市内を5つのエリアにわけて配食サービスが行われていますが、市内のどこででも、質のいいサービスが受けられるよう、これからも5つの団体が力を合わせていかれようとしています。
今日の講演では、目から鱗の話がいろいろあり、さまざまなデータ、科学的根拠に基づく講演は圧巻でした。まだ55歳ですが、実は、脂っこいものは控えていました。でも、今日から、魚以外の動物性たんぱく質もしっかり食べることにします。
また、帰り際、会場の市役所14階から岡本茂議員といっしょに階段を下りてきましたが、足を鍛えるために、これからできるだけ歩くことを心がけます。
2/05 (土)
高槻市立養護学校保護者会シンポジウムが開かれました。
午前10時から、憲法を読む会に参加、講師は山本健治さんです。 前半は、最近の憲法を取り巻く動きとして、関西財界セミナーが憲法問題にも乗り出す動きについて批判をされ、また1月20日に発表された中曽根憲法改正試案の問題点を指摘されました。また、後半は89条について、高槻をめぐる具体的な問題を実例に挙げながらわかりやすく解説してくださいました。
この憲法を読む会はすでに4年目、前文から各条文を読み続けてこられています。現憲法があるからこそ、今の自分の生活があることを、生活のさまざまな場面で確認することがいかに重要か、今日も痛感しました。
午後1時半からは現代劇場で、高槻市立養護学校保護者会主催の「重度重複障害児の教育保障を考える」シンポジウムが開かれ、少し遅れてでしたが、参加しました。
市立養護学校の廃校に伴い、現在市養に通う子どもたちは、居住地校に在籍し、サポート教室に通うということになります。障害をもった子どもたちが地域で生きていくためにはどのような課題があるのか、保護者のかた、現在市養の先生、そして福祉の専門家の3人のパネラーを中心に、会場からも、多くの問題提起がなされました。
「特別支援教育」が始まりますが、各学校で、障害を持った子どもたちへの教育保障が十分になされるためには、まだまだ多くの課題があります。サポート教室設置がそのステップになるように願ってやみません。
夜は、応援してくださっている方々と久々に夕食をともにし、「今年もがんばりましょう!」でしめくくりました。
2/04 (金)
2日、大阪市内で大きなアクションが2つありました。
一つは、三井マリ子さん(初代豊中市女性センター館長)が豊中市等を相手取り、損害賠償請求を求めた裁判の第1回口頭弁論が大阪地裁で開かれました。
1月29日の日誌の中でも少しご紹介しましたが、ファイトバック裁判といわれるこの裁判では、バックラッシュ勢力が原告三井さんや豊中市等にどのような圧力をかけたかを明らかにし、それに屈して三井さんを解雇した豊中市等の責任が問われます。
男女共同参画を進める府内の自治体にも、バックラッシュ勢力がさまざまな圧力をかけているとよく聞きますが、豊中市ではどうだったのか、市の対応はどうだったのか、事実を明らかにし、豊中市がとった対応の違法性を明らかにしようという、画期的な裁判です。
2日には、各地から60名あまりの方が傍聴に来られ、法廷に入りきれませんでした。
ファイトバックの会のブログに詳細がでていますが、原告三井さんを応援しようという声が全国にひろがっています。
もう一つは、政治家の圧力に屈して番組内容をかいざんしたNHKに対して、大阪放送局に、改ざん前のビデオと放映したビデオを再度放映し、真相を明らかにするようになど5項目についての申し入れを302名の連名で行ったことです。10日までに文書での回答を求めています。
番組改ざん問題については、VAWW-NETジャパンのNHK問題ブログに各地の動きが報告されています。
圧力に屈して館長を解雇した豊中市、圧力に屈して番組内容を変更したNHK。館長雇止め裁判は始まったばかりですが、NHKの番組改ざんについては、すでに番組制作に協力したVAWW-NETジャパンが裁判を起こし、控訴審になっています。
憲法改悪がもくろまれていますが、憲法にうたわれた基本的人権がおかされたとき、その不当性を争わずして、基本的人権は守れません。
バックラッシュ勢力との闘いでもあるこの2つの裁判の勝訴まで、皆さんの暖かいご支援をお願いします。
2/03 (木)
今日は節分、明日は立春、寒さも緩んできました。
今日は、一日中事務所で、資料の整理等に集中しました。2週間分の新聞切り抜きだけでも結構時間がかかります。表も裏もほしい記事の場合はコピーもとらなければなりません。でも、こうして2週間を振り返ると、政治の動きがよくわかり、新聞切抜きは議員として欠かせぬ作業です。
購読しているミニコミ紙も新聞同様、すぐにたまります。読まないでファイルすることはできないたちなので、またこれも読みながらパンチで穴をあけてファイルをします。本棚からファイルを取り出し、閉じてまた元の本棚に戻す作業の繰り返し、紙をとじたファイルは結構重くて、続けていると肩が凝ってきます。
でも、新聞もミニコミ紙も、単に読むだけでなく、時間をかけて作業をすることで、読んだ記事が自分のものになっていく感じがします。
夜は、車を出していただき、議会リポートのポスティングで汗を流してきました。
2/02 (水)
朝は高槻も雪化粧、一日中冷え込みました。
今朝は、雪がうっすらと降り積もり、久々にさらさらの粉雪を触って、雪を味わいました。
しかし、自転車を走らすのも歩くのも要注意、景色はきれいですが、雪は危険です。
午前中は公営企業審議会を傍聴、安全で安心した給水について、「水源の確保」「安全な水の供給」「効率的な施設整備・管理の促進」「危機管理体制に整備」の4項目について説明があり、委員から質問が出されていました。
水道施設の現地視察も、近々実施されることになりました。
午後からは、社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を傍聴しました。2004年度の上半期の高齢者保健福祉事業計画、介護保険事業計画の進捗状況についての説明があり、委員からは質問、要望が出されていました。
介護保険は法律で5年ごとに見直しが求められており、制度は来年(2006年)から、改革(?)がもくろまれています。
その一つが、介護度の低い要支援、要介護1のサービスに「新予防給付」を入れることです。今日も、このことに関して、いろいろ意見が出されていましたが、ケアマネージャーの質の向上も大きな課題であるようです。
2/01 (火)
激励のお手紙等をいただき、ありがとうございます。
この冬一番の冷え込みというだけあって、今日は風も強く、自転車がなかなか進まず、配布作業は断念しました。雪国の市民派議員の方々は冬のポスティング作業はどうしておられるのかと思います。きっといろんなご苦労があるのでしょうね。
午後2時から国民健康保険運営協議会を傍聴しました。
案件は2005年度の国民健康保険事業の運営方針についてで、助役より会長へ諮問書が渡されました。
5月ぐらいをめどに答申を出す予定で、今日は2004年度の決算や2005年度の予算の説明等があり、委員から質問や意見が出されていました。
三位一体の改革で、赤字に苦しむ市町村の国保財政の調整を目的に、新たに都道府県による交付金制度が設けられました。都道府県が市町村に交付金として出す場合、莫大な赤字を抱える自治体に出され、努力している正直者の自治体が損をすることがないよう、自治体の努力が報われるように、しっかり監視してほしい等の意見が相次ぎましたが、大阪府は交付金のガイドラインを作成していくとのことです。
また、この動きは、国保事業の広域化を目指している動きでもあるようです。「わさび通信」がお手元につき、お読みいただいて、いろいろご感想をいただいています。手紙やはがき、メールで、うれしい限りです。こうして、読んでくださってご意見をいただけるのがほんとうに励みになります。まだ配布できていない地域もありますが、少し冷え込みが和らげば、馬力をかけてお届けします。