いきいき日誌 

11/30

(水)

明日から師走、そして12月議会です!


 いよいよ明日から12月議会です。
 議案調査の毎日ですが、いつものことながら質問をまとめるのに四苦八苦しています。
 今議会は20日までの予定ですが、会期延長の可能性もあり、年末まで体調管理には万全を期してのぞみます。

11/29

(火)

行財政改革懇話会を傍聴しました。


 午前中、行財政改革懇話会も傍聴しました。本年3月にだされた「地方公共団体における行財政改革の推進のための新たな指針」に示された集中改革プランにて取り組むべき63項目をふまえ、高槻市の第6次行財政改革実施計画に新たに4項目をを付け加え、集中改革プランを策定するとの報告がありました。
 
 今日は丸一日市役所で議案調査でした。なかなか思うようには進みませんが、がんばります。

11/28

(月)

12月議会の議事運営が決まりました。


 午後1時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。

 
12月議会に提案された議案概要の説明の後、議事日程、議事運営が正式に決まりました。
 1日(木)の本会議では2004年度の決算関係14議案の認定、1議案の即決、そして53議案の提案理由説明が行われます。
 6日(火)の本会議では議案質疑を行い、8日(木)及び9日(金)に開かれる4つの常任委員会で議案審議を行うことになりました。
 議員提出議案である意見書については、共産党議員団から4件、市民連合議員団から2件がだされており、文案について会派間で調整される予定です。

 なお、
無防備・平和都市条例の制定を求める直接請求については、市長に本請求があれば、地方自治法に基づき、市長は20日以内に意見書をつけて議会にかけなければならないことになっています。
 従って、本請求があり次第、臨時の議会運営委員会を開き、その後の日程等を決めることになりました。
 

11/27

(日)

休養の一日、家事や買い物でレフレッシュしました。


 今日も風もほとんどなく、穏やかな暖かい一日でした。
 この日誌を読み返すと、11月は1日も休みなしでした。さすがに今日は頭も体も思うように動きません。ここは無理をせず、ゆっくりすることにしました。
 ゆっくりするといっても、週末の掃除、洗濯はさぼれません。家事に追われ、買い物に走りで、あっという間に一日が過ぎました。
 こんな一日でも、ふだんとは違う神経を使うことで、リフレッシュできます。
 明日からはまた議案調査で緊張の日々が続きますが、がんばります。

11/26

(土)

公共のサービスをなくしていいのか、問われる「小さな政府」


 午後から、高槻市地方自治研究センター主催の「官か民か?揺れる公共サービスのあり方を求めて」と題した自治セミナーに参加しました。
 基調講演は山本幸司さん(公務公共サービス労働組合協議会事務局長)でした。小泉改革の「小さな政府」は従来の公共サービスの領域に市場原理を導入し、すべて自己責任でサービスを買わなければならないようにするが、これでは「負け組み」はどうなるのか、公務員の存在はと、具体的データを使いながら、とてもわかりやす話してくださいました。

 夜は議案検討会でした。12月議会の議案について説明をさせていただき、ご意見を伺いました。

 朝から市内を自転車で走りましたが、暖かい日が続いていて助かりました。でも、こんなに暖冬が続くと、少し心配になってきます。やはり冬はそれなりに冷え込んでもらわないと。

11/25

(金)

議案調査に追われています。


 今日は一日、市役所で議案調査でした。あっという間に時間が過ぎていきます。
 
 午後6時からはWIB、JR高槻駅南陸橋で、黒い服を着て、ローソクを手に、平和を求めるメッセージを持って、1時間立ち続けました。
 今日は、男性がチラシを取りに来られたり、「頑張ってください」と声をかけてくださったりで、励まされました。
 

11/24

(木)

12月議会議案が明らかになりました。


 今日は12月議会の告示日、議案書が配布され、12月議会の議案が明らかになりました。
 市長提出議案は54件、うち条例案件6件、公の施設に係る指定管理者の指定について40件、補正予算案件7件、その他1件です。
 
議案一覧市議会速報に掲載しましたが、今回より、議案番号の小さいほうが表の下にくるようにしました。追加議案があればすぐにわかるようにするためです。
 なお、条例案件では、男女共同参画推進条例案が提案されました。1年半にわたり、私も審議会委員として議論してだした答申を受けての条例案です。今日、説明を受けましたが、じっくり検討します。
 また、指定管理者制度導入にともない、10施設で公募がなされましたが、選定委員会で選ばれた事業者も明らかになりました。

 これらの議案をどのように審議するかについては、28日(月)午後1時からの議会運営委員会で決まります。

 今日から議案調査に集中します。体調を崩さないよう、風邪には気をつけて、12月議会にのぞみます。

 

11/23

(水)

共同購入の地域交流会に参加しました。


 午前中は高槻・市民自主講座、7日に公表された(旧)ユアサ工場の土壌汚染調査結果について議論しました。

 午後からは、
使い捨て時代を考える会の地域集会に参加しました。考える会に出会ったのは28年前、以来、会の安全農産供給センターから、無農薬のお米や野菜、果物、添加物の入っていない調味料、低温度殺菌の牛乳や、平飼いの卵など、安全な食材の供給を受けてきました。
 当時は、高槻では、店頭でこのような食材を手に入れることができず、共同購入を行っている団体も数が限られていました。
 農薬を使わない有機農業というのも、当時は農家の方も手探り状態で、虫に食べられ、レースのような白菜やキャベツもよくありました。キャベツにはよく青虫(モンシロチョウの幼虫)もついていました。また、田植えや草取りにも消費者が参加、野菜に生産者の名前を付けるのも当たり前で、生産者と消費者の目に見える関係作りを大切にしてきました。
 議員になってからは、食べる専門の会員になってしまっていますが、安全な農産物を安心して食べられるのも会のおかげで、感謝しています。
 久々の地域集会でしたが、懐かしい方々にもお会いでき、楽しいひとときでした。

 明日は12月議会の告示日、議案書が配布されます。いよいよあわただしい1ヶ月が始まります。がんばります!

11/22

(火)

56歳になりました。


 午前10時から教育委員会定例会を傍聴しました。

 案件は2件、12月議会教育費補正予算の原案決定と教育委員会が所管する公の施設に係る指定管理者の指定についてで、いずれも原案が承認されました。
 補正予算にはアスベスト対策の工事費や就学援助扶助費の増などがありました。
 また、指定管理者の指定については、体育館など14施設が公営施設管理公社に、1施設(市民プール&芝生老人福祉センター)が公募の結果、明治スポーツプラザになりました。
 これらの案件は、12月議会で審議されます。

 午後からは、調査に集中しました。いくら時間があっても足りないくらい調査事項が多く、次々とわく疑問に頭を悩ませています。がんばります。

 今日は私の56歳のお誕生日でした。思いもかけず、廊下でお会いした職員の方が「おめでとうございます」と声をかけてくださいました。いくら年齢を重ねても、お誕生日を覚えていてくださるのはほんとうにうれしいことです。お心遣い、ありがとうございます!これからもパワフルに、アクティブに、そしてやさしさを忘れずに歩みます。
 

11/21

(月)

穏やかな晩秋の一日でした。


 自転車に乗っていると冷たい風を感じますが、日中は日差しが暖かい日が続いています。こういういう天候が続くと、ほんとうに助かるのですが。

 今日は、市政にかかわるご相談やお問い合わせが相次ぎました。
 また、12月議会の準備も始めています。
 これから1ヶ月間、市役所にいることが多くなります。

11/20

(日)

心温まるスクールフェスタ・中学生交流会でした。

 
 昨日から教育委員会主催の
スクールフェスタが開かれています。
 今日は午後から、現代劇場大ホールで開かれた「中学生交流会-障害のある仲間と共に-」に参加しました。
 15校の発表は、障問研の意見発表やハンドベルの演奏、手話コーラス、パワーポイントを使った発表、踊り、劇など、それぞれ心温まるものでした。
 最後に発表された第四中学校の生徒さんが、続けて閉会の挨拶をされましたが、「日暮れも早く、ひんやりしてきました。気をつけてお帰りください」と言われると、その心遣いに心を打たれ、思わず拍手が起きました。「来年もまたお会いしましょう」と結ばれましたが、私もまた来年もよせていただきます。

11/19

(土)

ピッコロ祭りを楽しんできました。


 第3土曜日は子ども会の古紙等の回収日、先月は雨だったため、2か月分出しました。なんせ新聞4紙にその広告等、朝から運び出すのに一仕事でした。
 気がつけば、回収に来てくださるおじさんの車が小さくなっています。お聞きすると、ディ-ゼル規制で前の車が使えなくなり、新しくせざるを得ず、仕方なく小さな車にされたそうです。積載量は前の半分しかなく、その分、何度も運ばなければならなくなり、時間がかかるとこぼされていました。
 年末が近くなり、11月頃からごみは増えるのですが、今日はご近所も2か月分出されたため、けっこうな量でした。おじさんは少しでも多く積めるように、時間をかけて、積み込みの工夫をされていました。
 古紙等の出し方一つにもいろいろあります。積み込み時のことも考えた心遣いがたいせつですね。
 

 午後からは、梶原にあるピッコロ保育園のピッコロ祭りに伺いました。ひさびさにゆっくりさせていただき、懐かしい給食のカレーライスの味とともに、園児の世界を楽しんできました。
 保護者会のご協力があってこその催しです。運動会は雨で2度も延期になったのですが、今日はほんとうに穏やかな秋晴れで、にぎやかな一日でした。

 また、今日は磐手公民館のハーモニカサークルの皆さんが6人も演奏に来てくださり、懐かしい童謡をたくさん聞かせていただきました。ほんとうにありがとうございました。
 曲の中に『みかんの花咲く丘』もありました。「みふぁそそそーどららら、みふぁそそらーふぁれ、みふぁそそそーみれどれ、みーれどらそーらしど」というのは前奏です。中学1年生のとき初めてクラリネットで吹いた曲がこの歌で始まる童謡メロディーでした。この曲を聞くと、昼休みも放課後も、寸暇を惜しんでクラリネットを吹いていた頃を思い出しましす。そして歌詞よりもこうして楽譜を思い出します。
 このごろは記憶力が衰え、なかなか覚えることができないのですが、あの頃のことは今もしっかり記憶に残っています。不思議なものです。

 夕方、美容院へ行き、髪の毛を短くカットしてきました。いよいよ来週から12月議会です。気持ちを切り替えて、議会に集中します。

 

11/18

(金)

地方分権、住民参加はほんとうに進んでいるのか。


 夜、豊中市で、「地方分権というけれど・・ 自治の現場から小泉改革を問う」と題して、お話をさせていただきました。主催は男女共同参画社会をつくる豊中連絡会です。

 議員になって15年がたちました。初当選は1991年、地方分権推進法ができたのが1995年、小泉政権は2000年からです。
 ほんとうに地方分権が進んでいるのか、小泉改革は議会からみるとどのように見えるか、自民党新憲法草案の地方自治の考え方など、15年間、高槻市議会で審議してきた議案を題材にお話をさせていただきました。
 
 皆さんに満足いただけたかどうかはまったく自信がありません。でもこのような機会をくださった皆さんに心より感謝しています。

 

11/17

(木)

地域福祉計画(素案)が検討されました。


 午後3時から社会福祉審議会地域福祉部会が開かれ、傍聴しました。
 今日は11月1日に地域福祉策定懇話会でまとめられた素案について報告があり、委員から意見が多数だされましたが、総じて、具体性にかけるとの意見が多かったようです。さまざまな福祉計画と整合性をはかるのは、なかなかたいへんです。
 今日の意見もふまえ、最後の調整を行い、12月中旬からパブリックコメントが実施される予定です。

 夜に自宅に戻ると、市役所からFAXが届いていました。第2次アスベスト含有調査を4施設で行ったところ、1施設で含有が認められたとのことです。それが本会議場でした。しかも石綿のなかでも一番毒性の強い青石綿が82%含有です。まさか本会議場の頭の上に青石綿があるとは思いもしませんでした。
 大気環境測定調査の結果ではアスベストは検出されなかったとのことですから、飛散はしていないようです。施設の使用頻度及び石綿の吹付け状態を勘案し、工事等の対策を実施するとのことですが、できうる限り早く対策をしていただきたく思います。

11/16

(水)

風が吹くたびに落ち葉が吹雪のように舞い散り、冬はすぐそこまで来ています。


 今日も事務所でデスク・ワークでした。原稿を一つようやく仕上げ、次は18日に講師として話す資料作りです。ずっと構想を練ってはいたのですが、やはり締め切りぎりぎりにならないとまとめられない性質は直りません。もう一息がんばります。

 今夜は満月でした。満月の夜は明るくて星が見えにくいのですが、空気が澄み切っていたせいか、3つ星が並ぶオリオン座もきれいに見えました。
 愛犬の散歩のおかげで、月や星に親しみを感じるようになりました。そこで、来年のカレンダーは、旧暦カレンダーにしました。カレンダーの宣伝には、「旧暦では月のない朔、満月の日に多くの行事が行われ、生活は自然とともにあり、季節感を育んだ」とあります。そして、カレンダーは12枚ではなく14枚になっていて、旬の食材や草花、月にまつわる話など楽しい説明がついています。自然とともに暮らしていた昔の人の生活に少しでも触れればと、ささやかな試みです。

11/15

(火)

デスク・ワークに追われた一日でした。


 今日は久々に事務所で、資料整理や原稿書きのため、机の前で過ごしました。いろいろデスク・ワークがたまってきています。本棚からあふれた資料もたくさんあり、年末までに資料は大幅に整理・処分する計画ですが、どうなることやら。

11/14

(月)

この時期に、受益と負担のあり方について高齢者福祉専門分科会の意見をなぜ求めたのか、疑問です。


 午後2時から、社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会があり、傍聴しました。正式の委員は12名ですが、3人欠席され、9人で分科会は開かれました。
 
 分科会では、今年度は、来年度からの介護保険事業計画や保健福祉計画を審議していましたが、今日は急遽委員の皆さんのご意見を聞きたいということで開催されたものです。
 テーマは、今後の高齢者施策における受益と負担のあり方についてで、具体的には市バス無料乗車制度についてでした。
 
 会長は、あくまで答申を出すのではなく、各委員の意見をだすだけだと念をおされていました。
 そして、担当課の説明の後、2人の委員から質問があり、その後、順番に9人の委員が全員意見を述べ、3時20分に終了しました。

 私は驚きました。まず、提出資料の少なさです。資料は5点(無料乗車制度の経過について、補助金積算方式の変遷、高齢化の推移や現行制度を継続した場合の所要額等、6月議会の条例改正の新旧対照表と市長の提案理由説明、2003年度包括外部監査結果報告書の抜粋)で、計A4版6ページのみでした。
 バス事業会計関係の資料はいっさいなく、もちろん交通部も出席していません。
 なによりも情けないのは、6月議会で何を論議したのか、市長の提案理由説明は配布しながら、議会での審議の資料はいっさい配布されていなかったことです。
 6月議会でなぜ否決されたのかについて質問が出ましたが、課長、部長から説明があり、また議会選出の委員からも説明を補う形で報告があっただけです。市民の代表としてあれだけ多くの時間をかけた議会での議論はいったい何だったのか、その重みを感じるなら、議事録は配布すべきでしょう。

 また、2名の委員がこの制度は廃止して、210円払ってもらうべきだと言われました。財政がこれほどまでに苦しいのなら、今の高齢者は裕福であり、払うべきだという意見です。
 さすがにこの意見に対しては、3人の委員がお金を持っている人はいるが、けっしてみんなが裕福ではないということを主張されました。

 最終的には、今日の資料だけではなんとも言えないと発言されたお一人を除いて、ワンコインやむなしという意見が多数を占めました。ただし、そのニュアンスには幅がありました。

 それにしても、否決後わずか半年のこの時期に、それも突然になぜ分科会の意見を聞くのでしょうか、しかもこんなに少ない資料しかださずに。
 確かに、6月議会で市民の意見をもっと聞くべきという指摘もありましたが、それはこのようなやり方ではありません。
 今日の分科会開催の理由は、やはり納得がいきません。
 

11/13

(日)

おだやかな秋の一日、楽しく過ごしました。


 朝から城跡公園野球場で開かれた農林業祭にでかけました。
 昨年の売り切れの反省を活かし、10時から始まる式典の前に買うことにして、9時過ぎに行ったため、お野菜も花の苗も気にいったものを買うことができで、ヤッターの気分です。でも、毎年あてにしていた成合のお漬物は並んでいませんでした。お聞きすると、もうつくっておられないとのこと、残念です。

 そのあと、日吉台地区コミュニティ第21回文化祭に伺いました。毎年お招きいただきながら、今年初めて行かせていただきました。
 北日吉台小学校の体育館では、幼稚園児の歌や踊り、地域サークルの銭太鼓等を楽しませていただきました。ソーラン節や童謡「森の熊さん」があると思えば、銭太鼓では、曲の最初に、美空ひばりの「真っ赤な太陽」がかかりました。最近の歌はまったくわからないのですが、童謡、民謡、懐メロは大好きです。また展示も楽しく拝見しました。世代を超えて、地域で交流されている文化祭だとあらためて実感しました。

 お昼からは「花の会」のバザーに行きました。欲しかったガラスのコップもゲットでき、今日は朝から走ったかいがあり、満足の一日でした。

 今日もおだやかな一日でしたが、明日からは冬型の気圧配置になるようです。愛犬との散歩で見上げる夜空にも、冬の星座がのぼってきています。まもなくストーブの季節です。風邪には注意しなくては。

11/12

(土)

(仮称)カインズモール高槻店建設事業に係る環境アセスメント手続きが始まりました。


 大塚町1丁目の王子製袋株式会社大阪工場跡地に、大規模商業施設の建設計画があります。
 進出企業は
株式会社カインズで、カインズという大型ホームセンターとベイシアというショッピングセンターができる予定です。
 大型店のため、環境アセスメントを行わなければならず、今日は、午前9時半から環境影響評価委員会が開かれ、傍聴しました。

 今日は、事業者が
環境アセスメントの方法書の説明をし、そのあと、現地視察が行われました。次回は、方法書の審議です。

 なお、今日は委員から厳しい指摘がありました。方法書(A4版52ページ)には間違いが多くあるが、このまま市民に縦覧しているのかということでした。間違いというのは、たとえば方法書にはたくさんの地図が出てくるのですが、十三高槻線が入っている地図もあれば入っていない地図もあり、おかしいという指摘です。
 確かに、大型店の立地による一番の影響は交通問題です。そのことに係る重要な道路が現実にあるにもかかわらず記載されていないというのは、問題です。
 すでに、この方法書は市民に縦覧されており、方法書への市民意見が募集されています。市民に意見を求める以上、正確な地図をつけるべきです。
 委員からは、担当課は厳しいチェックをするべきだとの指摘もありましたが、一番基本となる資料がずさんというのは、担当課のチェックが問われますが、私からすると、事業者に市民の存在を軽く見られているように感じました。

 地図については、市の資料の中でも、古い地図が使われていることがよくあります。地図だけでなく科学的データなども、出典を明らかにし、できるだけ新しいものを使うべきです。
 

11/11

(金)

児童育成計画&次世代育成支援行動計画の進捗状況が明らかになりました。


 午後2時から、社会福祉審議会・児童福祉専門分科会を傍聴しました。

 今日は、「児童育成計画」及び「次世代育成支援行動計画」の進捗状況の報告でした。
 2つの計画の関係は、「児童育成計画」の事業の多くが「次世代育成支援行動計画」に移行しているため、移行した事業は「次世代育成支援行動計画」の中で推進し、残った事業は「児童育成計画」で進めていくとのことでした。
 2つの計画とも、評価についてはA(100%達成)が多くなっています。しかし、子ども関係の施策が充実してきたとはまだまだ実感できません。
 おりしも、市内で、母親が2歳の子どもを刺殺し、自らも自殺をはかるという痛ましい事件が起こりました。幸いにも母親は一命をとりとめています。
 どうして子どもの命を絶たなければならなかったのか、行政はSOSを受け止めることができなかったのか、なぜ救えなかったのか等、事件の背景、原因を分析しなければなりません。
 あまりにもつらい事件に、今日は胸が痛みます。合掌。
 

11/10

(木)

「最大汚染深度」とは。


 今日、環境保全課から、昨日の私の日誌に間違いがあると指摘がありました。「最大汚染深度」という用語を私が誤解していたのです。あらためて訂正しましたが、心よりお詫びいたします。

 私が日誌を書くの際してベースにしたのは、ユアサ・コーポレーションが市に提出した報告書を、市がA4版6ページにまとめたものでした。
 その中に、表があり、左の欄に化学物質名が記入され、それぞれ調査区画数、超過区画数、最高濃度、指定基準、最大汚染深度が記されていました。
 たとえば、シス‐1,2‐ジクロロエチレンについては、調査区画数が14、超過区画数が6、最高濃度が6.7mg/L、指定基準は0.04mg/L、最大汚染深度12.0mとなっていたのです。

 そこで、私は、最高濃度がでたのは深度12mだと思い込みました。表には、最大汚染で行が変わり、2行目に深度がきていたため、「最大汚染の深度」と思ったのです。
 しかし、担当課は「汚染深度の最大」という意味だと言われました。それなら最大で行を変えて、汚染深度を2行目にしてくださっていたらと思うのですが・・。

 いずれにせよ、正式の報告書を読んでから書けば、このようなミスは起こりませんでした。ほんとうに申し訳ありません。
 

 マスコミ報道にあたり、全議員にはこのまとめ(概要)のみが配布され、報告書は希望者だけでした。希望していただいた報告書は白黒コピーでした。汚染の状況については、カラー刷りで提出されており、白黒ではとても読めず、今日、ようやく、カラーコピーをした次第です。
 報告書を読むには、かなりの時間がかかりそうです。

 

11/09

(水)

ユアサ・古曽部地区の土壌汚染・詳細調査の結果が明らかになりました。


 ユアサ・古曽部地区の表層の土壌汚染調査の結果、深刻な汚染があることがわかり、土壌汚染対策法に基づく指定区域に指定されていましたが、詳細調査の結果が11月7日(月)に公表されました。今日、市役所で、その報告書をいただきました。

 土壌中に含まれる揮発性有機化合物では、最高濃度は、シス‐1,2‐ジクロロエチレンが6.7mg/Lで、指定基準の168倍でした。また、シス‐1,2‐ジクロロエチレンにより深さ12mのところまで汚染されていました。
 重金属では、最高濃度は、鉛の含有量が42000mg/kgで、指定基準の280倍です。また鉛により深さ5.6mのところまで汚染されていました。
 地下水では、最高濃度は、
シス‐1,2‐ジクロロエチレンが1.3mg/Lで、環境基準の33倍でした。また、シス‐1,2‐ジクロロエチレンは深さ約12mのところまで汚染が確認されました。

 これらの結果から、対策を要する汚染土は約34600㎥で、汚染除去等の計画を今後立てることになっているとのことです。

 なお、市が実施している周辺井戸の調査では、1ヶ所の汚染が確認されていますが、評価等も含めまだ公表できないとのことです。早く、市としての見解を出して、対処すべきです。

 なお、すでに7日(月)に議員にはこの調査概要が配布されていますが、私は今日始めて見る事ができました。
 報告書に対する私の見解はもう少し報告書を読み込んでからにさせていただきます。
 いずれにせよ、相当深刻な汚染であることには違いありません。

 

11/08

(火)

緒方町、先祖の遺産を生かした井路が整備されていました。


 朝、熊本駅を出発、九州横断鉄道で2時間揺られ、大分県豊後大野市緒方町に伺いました。
 
豊後大野市は本年3月31日に7町で合併したばかり、しかも台風14号で大きな被害を受け、復旧作業でお忙しいなか、私たちを暖かく受け入れて下さいました。
 
 まず、緒方駅近くの「俚楽の郷伝承体験館」で1時間近く説明を受けました。1600年代の阿蘇山の大噴火で緒方町一帯は大きな被害を受け、農作物のために水が必要になり、岡山藩の熊沢蕃山を迎え入れ、井路の整備が始まったこと、しかし最近では漏れがひどく、地域用水機能増進事業の補助を受け、1999年から7ヵ年かけて井路を整備したとのことでした。目標は防火機能、景観保全機能、生活用水機能を高めることでした。
 井路はモルタル3面張りですが、チェックゲートや水車の整備とともに洗場を設けてありました。気になる水質ですが、農業集落排水事業も完成しており、井路には生活雑排水が流れないため、水質はきれいとのことです。そのため、「緒方五千石」といわれてきたようにおいしいお米がとれ、神戸灘生協に供給しているとのことでした。
 ただ、カワニナ等の生息場所の確保もしたが、魚礁等も含め、もう少し整備しておけばよかったという課題もあるとのことでした。
 土地改良区の代表の方の、「先祖に感謝してその遺産を生かしていくんだ」というお話に、感銘を受けました。

 お話のあと、実際に整備された井路を見せていただきましたが、地形をうまく利用していて、1000mで1mの落差とのことですが、流れはかなり早く、とてもきれいな水が流れていました。

 高槻でも東部排水路をもっと水の流れる水路にという計画(
高槻東部地域水路整備構想)がありますが、下水道が整備されればされるほど、水路を流れる水量が減っており、「きらめく水がさらさらと流れる水路」は大きな課題です。(なお、この11月1日に道路河川室のホームページがオープンしました。市の水路や道路について紹介がされています。)

 視察後、道の駅で昼食をとるや、ふたたびJRに乗り大分駅へ、バス、ホーバークラフト、飛行機、モノレール、阪急を乗り継いで、午後6時過ぎに高槻に着きました。あらゆる乗り物に乗ったという一日で、さすがに疲れました。

 昨夜、インターネットに接続でき、日誌を書いたものの、更新がどうしてもできませんでした。なぜだか、原因はよくわかりません。なかなか旅先でホームページをアップするのは難しいものです。
 

11/07

(月)

福岡市へ、商店街振興施策を伺いました。


 今日から1泊2日で建環産業委員会の視察でした。 

 まずは、JR高槻駅に集合、JR、新幹線と乗り継いで
福岡市へ行きました。そして、市役所で福岡市の商店街振興施策の説明を受けました。
 福岡市では、政令市だけに商店街も多く、多くの振興施策が行われてきましたが、2003年度に大幅に見直されました。それまではある意味でばら撒き的側面が強かった補助金を、やる気のあるところにしぼったということです。
 現在、商店街振興施策の方針は4つありました。商店街の活動能力に応じた段階的な支援展開、やる気のある活動団体への重点的な支援、チェック機能の必要性(外部の審査委員会が審査)、活動に応じた横断的な支援体制の強化です。
 大型店進出による影響は、一言での説明はなかなか難しいようでした。

 市の説明の後、
上川端商店街(約100軒)を見せていただき、組合の方にお話を伺いました。上川端商店街では空き店舗がゼロの状態が続いているとのことです。
 商店街は高齢者の憩いの場、オアシスであると位置付けて、組合あげて、商店街のハード面やソフト面の取組みがなされていました。
そのため、仏壇販売店が5軒もあり、医療機関もありました。そして、空き店舗が出た場合、商店街として次の進出店舗の職種に意見を言うなど、強い結束力で商店街のイメージ作りを行っておられました。
 高槻の商店街とは、立地条件や機能的な側面が違いますが、高齢社会の中で、商店街を高齢者のオアシスにという発想は、なるほどと思いました。

 このあと、福岡から熊本にやってきました。今夜は熊本で宿泊し、明日は、豊後大野市(大分県)で、地域用水機能増進事業について伺う予定です。

11/06

(日)

元気をもらって帰阪しました。


 昨日から1泊どまりで東京へ行ってきました。
 
 昨日は午後から新宿消費生活センターで開かれた、バイオハザード予防市民センター主催のシンポジウムに参加、JTバイオ施設情報公開請求訴訟勝訴の御礼とともに関西でのバイオ施設をめぐる動き等について報告をさせていただきました。
 現在、感染症予防法が「改正」される準備が進んでいます。しかし、バイオテロ防止に名を借りて、情報が非公開にされようとしているのです。意図的なバイオテロを防ぐための手立てをいくらしても、大地震等によるバイオハザードは防ぐことはできません。
 シンポでは、バイオハザードに対する政府の取組みの変遷とその背景にある国際的な動きを憲法改悪の流れと関連付けての分析や、各国の法的規制の報告、「市民的公共性」の概念確立の重要性、バイオ施設のチェック体制の必要性や規制のためのモデル法案など、予防法「改正」に対して、人権を尊重すべきだと、多くの問題提起がありました。
 シンポ終了後の交流会でも話がはずみ、さまざまな視点から法「改正」批判がなされ、私にはとても勉強になりました。

 今日は、午前中、靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ行きました。
 私は、靖国参拝をすべきではないと考えています。しかし、批判する以上、どのようなところか、実際に確かめておかねばと思っていました。境内にある遊就館の展示も見ましたが、天皇制や戦争を賛美する姿勢に、やはり私は賛同できませんでした。
 そしてその足で、千鳥ヶ淵戦没者墓苑(無名戦死の墓)に行き、献花をしました。

 午後からはふぇみん婦人民主クラブの運営委員会に出席しました。
 ふぇみんには、元気印の女性がたくさんいます。自民党憲法改悪案対する最新の資料や市民グループのさまざまな動きなど、貴重な情報をたくさんいただきました。インターネットで情報が手に入る時代といわれていますが、今日、皆さんからいただいた情報はネット上にはない、貴重なものです。
 今日、いろいろ聞かせていただいたことを大阪での運動に反映させるべく、がんばります。

 東京へ行くと疲れて帰ることが多いのですが、今日は気合を入れて帰ってきました。

 明日からは、建環産業委員会の視察で、福岡、大分へ行きます。
 昨夜泊まったホテルでは、インターネット接続ができることになっているのですが、いくら設定を変えてもうまくつながらず、日誌をアップすることができませんでした。
 明日はどうなることか、一応チャレンジしてみます。

11/04

(金)

産業振興ビジョン実施計画の進捗状況の報告がありました。


 午前10時から産業振興審議会を傍聴しました。
 
産業振興ビジョン実施計画の進捗状況の一覧が提出され、かつ8つのプロジェクトの取り組み状況が報告されました。

 委員からは、数多くの意見が出されました。「大学がきても、たとえば八王子市のように、学生は通うだけで、市内に住まず、アルバイトも他のところでするために、活性化につながっておらず、大学進出については十分な検討が必要だ」「若い人が地元で働ける場をどのようにつくりだすか考えなければならない」、「ものづくりプロジェクトに関して、マンションや商業施設は危険であり、製造業が重要だ」「京都のように、10年間担当者を変えず、長いスパンでネットワークをつくるのも大切だ」「企業誘致を考えるなら、調整区域も含めた都市計画の見直しも考えるべきである」など、貴重な意見が続きました。
 次回は4月頃とのことですが、高槻らしさをだす取組みが求められています。

 夜は吹田市メイシアターで開かれた、「性の多様性を考える」シンポジウムに参加しました。三井マリ子さんのバックラッシュ裁判の報告やS市の性教育バッシングの報告のあと、「私はバイセクシュアル」という18歳女性の体験に基づく報告があり、会場は明るい雰囲気に包まれ、さわやかなシンポとなりました。

 

11/03

(木)

いいお天気が続き、昨日に続き、春の支度をしました。


 午前中、茨木市の彩都へ、バイオ施設の立地状況を調査しました。少し行かない間に、住宅もバイオ施設の建設も進んでいました。バイオ施設については、情報公開が進んでいますが、住宅地と隣接していて、この立地条件でいいのかと、やはり疑問をもたざるを得ませんでした。

 お昼に息子達がお世話になった幼稚園のバザーに行き、少し買い物をしてきました。久々に、子どもたちのにぎやかな声や若い保護者の皆さんの熱気に触れ、若返った気分です。

 午後からは、「高槻市男女共同参画条例についての答申」の学習会を女性議員で行いました。1年半、女性議員の代表として審議会で発言させていただきましたが、どのような答申になったのかを皆さんにご報告ができ、肩の荷が少しおりました。
 あとは条例案として、どのような内容で議会に提案されるかです。

 お天気がいいので、夕方、昨日の続きで、事務所のプランターや植木鉢にパンジーを植えました。こんなに植えたら水遣りがたいへんだなと思いながらです。春が楽しみです。

11/02

(水)

中学校教科書のジェンダーチェックが進んでいます。


 午後2時から、個人情報保護運営審議会を傍聴しました。
 案件は答申書の確認が2件、そして新規諮問事項1件でした。

 この1件は、総合センター、文化会館、総合市民交流センターの3施設に起因する電波障害対策協定書の電算処理業務です。
 3施設ができた10年前頃には5220件の協定者がありましたが、JR高槻駅北地区再開発による所管替え等で、現在4440件の協定が結ばれています。これらの名簿を電算化して業務の効率化をはかるとともに、2012年にアナログ放送がなくなり、地上波デジタル放送に切り替わる際の障害範囲確定にも使っていくという説明でした。
 大きな議論にならず、今日は早く審議会は終了しました。

 夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの学習会でした。この夏に採択された中学校教科書のジェンダーチェックの報告を各担当が行いました。私も数学の報告をしましたが、理科がまだできておらず、馬力をかけなければなりません。
 現在使用中の教科書と比べると、ジェンダーの視点からは良くなっている科目もあれば、そうでない科目もあります。数学は悪くなったと私は考えていますが、結論付けるには、もう少し研究が必要です。
 それにしても、数学の教科書を読んでいると、問題が解きたくなり、解いていると時間がかかって仕方ありません。あれほど好きだった数学なのに、領域によってはなかなかスピーディに問題が解けず、確かに脳細胞が衰えてきていると実感しています。

 夕方に、いつもプランターの手入れをしてくださるNさんが様子を見にきてくださいました。そして、そろそろ春の準備をと、パンジーとビオラを少し植えてくださいました。年賀状もですが、新しい年の準備を始める季節ですね。
 

11/01

(火)

地域福祉計画素案が策定懇話会でほぼまとまりました。


 午前9時から地域福祉計画策定懇話会を傍聴しました。
 今日は第8回目、計画素案がほぼまとまりました。このあと、社会福祉審議会地域福祉部会に報告をし、12月にはパブリックコメントの予定とのことでした。
 正直、地域福祉計画というのはこんなにばくっとしたものかと、感じています。実際の行動計画は、社会福祉協議会で来年度策定とのことですが。
 なお、同時進行で、保健福祉計画・介護保険事業計画の策定中です。また、障害者自立支援法も成立してしまい、福祉施策は大きな転換期にあります。

 午後から、茨木市で、彩都(国際文化公園都市)内におけるライフサイエンス系施設に関わる環境保全策について説明をしていただきました。JT医薬研究所と比べると、公開されている情報があまりにも多く、その違いに愕然としました。


*詳しいお問い合わせは、二木洋子事務所まで。 E-メール wasabi@osk3.3web.ne.jp