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 公開日 :2000年 7月 4日
 


◆仕組みの違い


◆燃料の違い

  • ガソリンエンジン
  • ディーゼルエンジン
  • ハイブリッド



◆燃焼の仕方の違い

  • リーンバーンエンジン
  • 直噴エンジン

エンジン


エンジンの仕組みは、何度聞いても、なかなか憶えきれない。私が今のところ理解しているのは、いくつかの筒と、そのなかを動くピストンがある、ということ。筒の中にガソリンが入って、燃やされる‥だったかな・・。


となると、排気量の違いも、エンジンの違いのなかに入るのかもしれない。

ガソリンエンジンが市場を席巻した歴史については
別頁に記載しています。


ピストンエンジン


【意味】

日本語で言うと、「往復機関」。シリンダー内のピストンの往復運動を利用する機関。
クランクを介して回転運動に変える。往復動機関。大抵のクルマはコレ、だと思う。一般的な言い方は、レシプロエンジン


【補足】

(1) クランク機構

リンク機構(=運動や力を伝達する装置)の一つ。往復運動を回転運動に、また回転運動を往復運動に変換するもの。内燃機関などの往復ピストン機械の基本的メカニズム(@大辞林)。ちなみに、クランク crank は「回旋盤」だそうです。crank up で(クランクを回して)エンジンをかける、という意味があります。機構、というだけあって、クランク軸(=クランクシャフト)、クランク車軸、内燃機関であるクランク室があります。クランク腕っていうのも関係あるのかな?


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レシプロエンジン
thanks! < お節介野郎さん

【意味】

reciprocating engineの略。ピストンがシリンダー内を往復運動する構造のエンジン。
ピストン−エンジン(の一般的な言い方)。往復機関。往復運動によって、吸入→圧縮→膨張→排気という作業を行います。reciprocate(動詞)は「1 交換する, やりとりする; 【機】 往復運動をさせる[する].」という意味があります。



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ロータリー・エンジン

【英語】rotary engine

【遭遇】

意外なところで、たまたま遭遇。経済辞典@有斐閣(第三版)1268頁にて(
他の単語を探していたんだけど‥(^_^;))。

「ピストンに相当する三角形の
ローターがシリンダーに相当するハウジング内で回転することによって動力を得るエンジン。(1) 往復運動部分がなくバランスがよい、(2) 馬力当たりの重量が軽い、(3) 馬力当たりの重量が軽い、(4) 要求オクタン価が低い、などの長所がある。」のだそうです。

※ 太字のところは辞書の表記につけたした部分です。
  Thanks! < お節介野郎さん


【ほかの辞書】

・英語の辞書でも見てみよう!リーダーズプラス@研究社。

「 【機】a 回転式発動機, 回転機関 《固定したクランク軸のまわりをシリンダーが回転する》 b ロータリーエンジン 《
ワンケルエンジンなど》.」

・大辞林でも見てみよう。CD-ROM版だと、絵もありますー。
「往復運動をするピストンを用いず、回転子(ローター)を用いて直接回転運動を得るエンジン。回転式発動機。」


【補足】

(0) オクタン価

ガソリンのアンチノック性
ノッキングの起こりにくさ)を表す数値。アンチノック性の高いイソオクタンとアンチノック性の低いノルマルヘプタンとの混合物と試料のガソリンとを比べ、試料と同じアンチノック性を示す混合物中のイソオクタンの体積百分率を表す数値を、その試料のオクタン価とする。

ちなみに、オクタン octan はメタン系炭化水素の一つ。オクタン・イソオクタンなど約二◯種類の異性体が存在し、いずれも常温で無色の液体。イソオクタンは、高オクタン価ガソリンの配合用にも用いられる。(@大辞林)

‥とすると、ゴルチャンの食料である「ハイオク」ガソリンは、たくさんイソオクタンが入っている燃料、ということかな?!


(0-1) ノッキング knocking

ガソリン−エンジンなど内燃機関で起こる、燃料・空気の混合気の異常燃焼。正常に燃焼する前に混合気が自発火することが原因で起こり、金属性の打撃音を発する。ノック。(@大辞林)


(1) rotary (名詞)は、「 《輪転機などの》 回転機械」を意味します。

また、 米やカナダでは、クルマが一方方向だけに通るようになった半円状または円状の道路(=ロータリー、環状交差路)も意味し、これをroundaboutと言うこともるようです。(@リーダーズプラス)。日本でも、駅前や、閑静な住宅街の行き止まりなどに作られていることがあります。入り込んでしまった時には、あれあれまあまあ、と驚いた。混んでいる駅前だと合流がムヅカシイ‥。


(2) ワンケルエンジン Wankel engine は、「ピストンの形が三角形に近く, 往復運動をする部分のない, 従来のエンジンより軽量化したロータリーエンジン」なのだそうです。Felix Wankel (1902.8.13-1989.10.9) さんは、ドイツの技術者、発明者。(@リーダーズプラス)

※ 2000.7.6加筆
wの発音は、ワ、ヴァ、とも言いますので、日本人の書くものでは「vankel」と表記されることもあるそうです。
ワンケルさんの業績と生涯についてや、ワンケルエンジンを使ったクルマについては、http://www.monito.com/wankel/ をどうぞ。
Thanks! < お節介野郎さん

 


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