2008年9月
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08/9/30 (火)  一般質問終わる
08/9/29 (月)  請願否決
08/9/28 (日)  一般質問準備
08/9/27 (土)  ちょっと一息
08/9/26 (金)  平均正答率公表へ
08/9/25 (木)  質問準備
08/9/24 (水)  議事運営
08/9/23 (火)  一般質問準備
08/9/22 (月)  展望レストラン閉鎖
08/9/21 (日)  気分転換
08/9/20 (土)  我が窮状
08/9/19 (金)  一般質問12人
08/9/18 (木)  委員会傍聴
08/9/17 (水)  市民開放はどこまで
08/9/16 (火)  明日は委員会
08/9/15 (月)  裁判員制度
08/9/14 (日)  ふるさと納税
08/9/13 (土)  関大支援策
08/9/12 (金)  質疑6項目
08/9/11 (木)  質問の仕上げ
08/9/10 (水)  本会議初日
08/9/9 (火)  明日から本会議
08/9/8 (月)  質問準備
08/9/7 (日)  議案調査
08/9/6 (土)  隠し撮り
08/9/5 (金)  9月議会議事運営
08/9/4 (木)  公正職務執行の確保
08/9/3 (水)  関大施設支援12億円
08/9/2 (火)  明日から9月議会
08/9/1 (月)  無責任の極み



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2007年04月
これより以前

9月30日 (火)   一般質問終わる

午前10時から本会議でした。
そして、午後から、私の一般質問、JR高槻駅北東地区開発事業と全国一斉学力テストについて取り上げました。
 
JR高槻駅北東地区開発事業については、いよいよこの10月から関西大学の工事が着工されようとしています。
そのため、3つの点を指摘、要望しました。

一点目は、鉛等による汚染土壌の浄化を徹底すること、とりわけ市に移管される道路や公園等については、後で市が税金で浄化をしなければならない事態にならないよう、チェックすべきという点です。
二点目は、住民合意の問題です。関大新キャンパス建設にあたり、開発条例に基づく住民との協議が終わっていない自治会もあり、住民合意を得るように引き続き指導を求めました。
また、工事車両の通行のため、古曽部天神線については市民は高槻病院内にできる仮設道路を通らなければならなくなりますが、この点についても、近隣住民の皆さんの理解を得るよう、指導を求めました。
三点目が、交通安全の問題です。
環境影響評価手続の中で提出された資料では、ダンプやミキサー車など大型工事車両が一番多く通行するのが来年度になっています。
1年のうち、5ヶ月が、月5000台(25日)となっているのです。
しかし、来年度には、まだ周辺の道路整備も交差点改良も終わっていません。
予定の一日大型車200台というのは、往復400台ということです。
一日400台もの大型車が、高槻病院北側の府道を東に西に走ることになるのです。
交通停滞が起こるのはもう目に見えています。
住民の生活を優先させ、停滞が起こるなら、200台といわずに、もっと制限するべきと私は主張しました。
「状況を注視しながら対応していく」とのことですが、いくらガードマンをたてても、混乱は必須です。
周辺道路整備もできていないにもかかわらず、限られた期間に工事を集中させる、今回の開発計画は、あまりにも無謀です。

なお、学力テストについては、日を改めて、ご報告します。

ようやく、9月議会が終わりました。
質問にあたり、資料を提供して下さった皆さん、傍聴においでくださった皆さん、ありがとうございました。
次は市政報告会です。
お待ちしています!


9月29日 (月)   請願否決

午前10時から本会議でした。
各常任委員会委員長の報告の後、議案採決でした。
私は、市税条例改正、地区計画内における建築物制限条例、一般会計補正予算、国民健康保険特別会計補正予算に反対しました。
後期高齢者医療制度の廃止を求める請願(紹介議員:小西、二木)については、残念ながら否決されました。
賛成したのは、小西、二木、北岡、元気市民2(野々上、川口)、共産5(大川、中村、勝原、宮本、強田)、市民・民主4(中浜、久保隆、橋本、山口)高志会1(福井)でした。
議員提出議案(意見書)については、太陽光発電の普及促進を求める意見書に反対の意見表明をしました。
ドイツなどヨーロッパ諸国の自然エネルギー推進の原動力となった「固定電力買取制度」の提案がないためです。
これでは、とても普及しないと反対しました。

一般質問は予定通り6人まで終わりました。
明日は、いよいよ私も質問に立ちます。
がんばります。


9月28日 (日)   一般質問準備

今日は、明後日の一般質問の準備に集中しました。

全国一斉学力テストの平均正答率を高槻市教育委員会も公表するとしたため、急遽、質問を変更し、組み立てています。

私は、試験の点数だけが学力とみなされる時代に育ちました。
小学校、中学校、高校と通じて、試験結果の席次の張り出しなど常態化していました。
とりわけ中学校時代はすさまじい進学のための競争でした。
中学校1年生から3年間、実力テスト結果は学年で100番まで張り出されました。
ちなみに、私の学年は19組まであり、約950名でした。
2年からは放課後1時間の補習がありました。
3年になると、放課後2時間の補習となりました。
しかも、補習のクラスは、毎月行われる実力試験結果により、毎月変わりました。
1番から50番まではA1組、51番から100番まではB1組という具合です。
進学高校に何人生徒を送り出したかが公立中学校でも競われていたのです。
3年生の担任は、毎月の実力試験の試験で、クラスの座席も決めていました。
一クラス50人でしたが、試験結果がよくない子は、教室の真中より後ろの席に決まっていました。
その上、学校選択制に通じる越境(校区外の学校に通うことができる)が認められていて、進学率の高い中学校には生徒が集まり、そうでない中学校区は生徒が流出していきました。
そのような教育環境で、子ども同士がどんな思いで毎日を過ごしていたか、私には、忘れられない原風景です。
2度とあのような競争の世界に子どもを置きたくありません。
全国一斉学力テストの平均正答率公表という事態が、次にどのような展開になるのか、ほんとうに危惧をします。


9月27日 (土)   ちょっと一息

後半議会に備え、少し体を休めさせていただきました。
がんばります!


9月26日 (金)   平均正答率公表へ

午後2時半から、教育委員会臨時会が開かれ、傍聴しました。
傍聴者はわずか3名でした。

臨時会の案件は、全国一斉学力テストの調査結果報告についてとなっていましたが、実は、調査結果の公表のあり方についての議論でした。
橋下知事の発言から、府内の各市町村の全国学力テストの各科目ごとの平均正答率の公表が大きな問題となっています。
平均正答率というと、ぴんときませんが、あえていえば平均点です。

今日は、教育委員5名中、1人が欠席されていました。
そして、1時間15分の議論の末、下記の2つの附帯意見をつけ、高槻市教育委員会も科目ごとの平均正答率を公表することに、出席者全員の賛成で決まりました。
@調査結果の公表にあたっては、数値のみが「1人歩き」しないよう、公表の趣旨、目的等、市民や保護者に十分説明すること。
A学校別での平均正答率の結果公表につながらないよう、慎重に対応すること。

全国一斉学力テストは、小学校6年生と中学校3年生が対象で、国語、算数(数学)のテストとともに、子どもたちは児童生活調査票を記入、校長先生は学校調査票を記入しています。

過度の競争にならないよう、序列化につながらないようにと、今日も繰り返し、各委員が述べておられましたが、この数字は必ず一人歩きすると、私は確信します。
いくら丁寧な説明をつけても、序列化に新たな価値を見出す人は必ずいます。
学校別平均正答率の公表につながらないようにといって見ても、市の平均正答率を出せば、各学校が市の中でどのような位置にあるのか、必ず知りたい人が出てくるでしょう。
どのような歯止めをするのでしょう。
情報公開条例では、非公表は貫き通せないでしょう。

子どもの学力は、この全国一斉学力テストの結果だけではかれるものではありません。
子どもの学力には、子どもを取り巻く社会的要因等も大きな影響を与えています。

40年も前、大阪府内では、平均点、席次、有名高校進学者数を競い合われていました。
私は大阪市住吉区の小学校、中学校に通っていましたが、学校選択制に似た、越境入学のすさまじい世界を体験しました。
市町村別の平均正答率の発表は、新たな問題を、必ず引き起こすでしょう。
今日の臨時会の議論は、この不安について具体的に触れず、とても残念です。



9月25日 (木)   質問準備

来週の一般質問に備え、今日も準備に追われました。
そのため、今日は、2つ審議会が開かれましたが、傍聴できませんでした。
残念です。

9月17日、高松高裁は、サッカー落雷事件差戻審の判決を出しました。
土佐高校と試合の主催者である財団法人高槻市体育協会に対して、落雷被害にあい重度の障害を負った北村さんとそのご家族に、3億円余の損害賠償の支払いを命じるものでした。
今日は、弁護団とご家族の方が、市長や教育長に「早期の被害救済と学校災害の再発防止にむけて」の要請書を出され、議会の各会派にも、説明にまわられました。
まだ、判決文を読んでいないのですが、クラブ活動時等での安全配慮義務について厳しい内容とのことです。
判決文をしっかり読ませていただかなくてはと思っています。


9月24日 (水)   議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
29日(月)、30日(火)の本会議の議事運営が決まりました。
29日(月)は、4つの常任委員会の委員長報告の後に議案及び請願の採決、追加議案(史跡今城塚古墳第5次整備工事請負契約締結について)の質疑及び採決、6件の議員提出議案(意見書)の採決ののちに、一般質問に入ります。
29日(月)の一般質問は6人となりましたので、私は30日(火)の午後からです。
お時間がありましたら、ぜひ、傍聴をお願いします。

なお、議会運営委員会では、リニュアル予定の議会のホームページについての確認も行なわれました。
前回、検討となっていた、一般質問事項の掲載も決まりました。
また、虚礼廃止等の申し合わせ事項(年賀状等は自筆の答礼のみ、お香典はしない等)の掲載も決まりました。
どのような議会のホームページになるのか、とても楽しみです。
市のトップページの「こんにちは市長です」の横に議会のバナーを置いていただいています。
たくさんの方がクリックしてくださるといいのですが。

委員会の後、夕方まで、一般質問について担当課からの調査を続けました。
いつものことですが、一般質問の機会に、ほんとうにいろいろ勉強をさせていただいています。


9月23日 (火)   一般質問準備

午後から、一般質問の準備に集中しました。
資料を集め、読むだけでも、けっこう時間がかかります。
質問をまとめるには、もうしばらく時間が必要です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、日が短くなり、朝晩はけっこう涼しくなってきました。
今までなら、この時期終わりとなるはずのアサガオがまだ元気に咲いてくれています。
西洋アサガオなど、これからという気配です。
今日も、しぼんだ花を摘んでいると、ご近所の方が、「ここを通るの、楽しみにしていますよ」と声をかけてくださいました。
いったいいつまで咲き続けるのか、少しでも皆さんに楽しんでいただくために、手入れを欠かさず、がんばります。


9月22日 (月)   展望レストラン閉鎖

午後2時から個人情報保護審議会を傍聴しました。
答申が2件だされ、新たに1件諮問されました。
答申は「こんにちは赤ちゃん事業」の実施に伴う対象者の情報の収集(目的外利用)及び取扱いについてと、市立中学校における校務文書のパソコン処理についてでした。
新たに諮問されたのは、検察審査員候補者予定者名簿調整システムについてでした。
これは、裁判員候補者予定者名簿調整システムと同じシステムを使われるとのことです。

市役所の15階の展望レストランと2階の中央図書館横のレストランが9月から閉鎖になっています。
気になっていたのですが、今日、担当課に確認したところ、8月の初めに撤退の申入れがあったとのことでした。
市としては来年3月まで使用許可を出していたため、なんとか営業をと考えていたようですが、事業者側は経営が苦しかったようです。
展望レストランの使用料は月約150万円とのこと、9月25日の広報で次の事業者を募集するとのことですが、応募される事業者があるかどうか、心配なことです。
それにしても、迷惑するのは市民です。
生涯学習センターや図書館利用の際、ちょっとゆっくりできる場所がなくなりました。
もう少し早く、なんとかできなかったのでしょうか。


9月21日 (日)   気分転換

激しい雨が降ったりやんだりの一日でした。
家事を片付けながら、気分転換、一般質問の準備を始めました。

総選挙の日程が一転二転しています。
選挙管理委員会の方に伺うと、10月、11月というと、投票所となる公民館や体育館等の施設は、すでに秋の地域の催しが入っていて、場所の確保だけでなく、人の確保もたいへんとのことです。


9月20日 (土)   我が窮状

夜は高槻・市民自主講座でした。
ユアサ工場跡地の土壌・地下水汚染問題について、議論しました。

ところで、17日の夜、テレビで、沢田研二さん(ジュリー)の「我が窮状」を聴きました。
若い頃と比べると、ちょっぴり動きが緩くなったジュリーですが、9条への彼の思いです。
タイガースのコンサートには何度か通いましたが、ジュリーの「9条」には、感激です。
この間の疲れが吹っ飛びました。

「我が窮状」/作詞:沢田研二、作曲:大野克夫

♪麗しの国 日本に生まれ  誇りも感じているが
忌まわしい時代に 遡るのは 賢明じゃない
英霊の涙に変えて授かった宝だ
この窮状 救うために 声なき声よ集え
我が窮状 守りきれたら 残す未来輝くよ

麗しの国 日本の核が 歯車を狂わせたんだ
老いたるは無力を気骨に変えて 礎石となろうぜ
諦めは取り返せない 過ちを招くだけ
この窮状 救いたいよ 声に集め歌おう
我が窮状 守れないなら 真の平和ありえない

この窮状 救えるのは静かに通る言葉
我が窮状 守りきりたい 許し合い 信じよう♪


9月19日 (金)   一般質問12人

今日は一般質問項目の締切日でした。
今議会は12名と少なくなっています。
質問項目を市議会速報に掲載しました。

私は、ラストの12番目です。
テーマは、「JR高槻駅北東地区開発事業の土壌・地下水汚染対策、開発工事について」「『みずから学ぶ力』のはぐくみを目指して」です。
30日(火)になると思われます。
お時間がありましたら、ぜひ、傍聴をお願いしま〜す!


9月18日 (木)   委員会傍聴

午前10時から文教市民委員会が開かれ、傍聴しました。
委員会後の協議会、そして、総務消防委員会協議会と、午前中は傍聴が続きました。

なお、昨日、福祉企業委員会が開かれましたが、後期高齢者医療制度の廃止を求める請願は、可決されました。
ただし、本会議では、どうなるかわかりません。


9月17日 (水)   市民開放はどこまで

午前10時から建環産業委員会が開かれました。
終了したのは午後5時過ぎ、やはり関大への建設補助、支援策のあり方についての質問に時間を要しました。
私も、今日は3項目で質問をしました。
・地区計画内での建築物制限に関する条例改正について
・摂津峡公園の拡充のための土地鑑定費について
・関大建設費補助について
なお、関大支援策については、奥田議員(公明)、山口議員(市民・民主)、源久議員(公明)が賛成の立場からの質問を、小野議員(自民)、池下議員(高志会)が賛成の意見表明を、勝原議員(共産)と私が反対の立場から質問をしました。

私は、関大への建設費補助の市負担12億円については、2つの理由から反対しました。
一つは、補助は国土交通省の「暮らし・にぎわい再生事業」を使うとのことですが、これは中心市街地活性化基本計画が認定された場合、そのエリア内の事業に対しての補助金です。
高槻市では、現在、この基本計画を策定中で、答弁では、12月末に素案作成、来年1月に民間事業者も含めた中心市街地活性化協議会を立ち上げ、素案に対する意見をもらい、国に申請、来年8月に認定をもらう予定とのことでした。
素案も策定されておらず、協議会も立ち上げていない中で、中心市街地のエリアをJR高槻駅北東地区も入れてしまうのは、協議会軽視ではありませんか。
協議会で、中心市街地をどのエリアにするのか、どのような事業を行うのかの議論をへて、かつ、国の認定を経てから、この補助金事業を使うべきで、あまりの先行は納得できません。

もう一つの理由は、補助対象施設がどれだけ市民開放されるか不明という点です。
8月21日の市街地整備特別委員会の資料には、「建設補助の前提として、当該施設のうち、地域貢献(市民開放)に寄与する施設について対応する」とのことでした。
そこで、補助対象となっているレストランやコンベンションホール、生涯学習センター等の市民利用の頻度について質問しましたが、現在協議中とのことでした。
補助対象面積は1万700uですが、うち施設部分は2754u、あと約8000uは大学棟及び体育館の廊下等の通路や階段、エレベータとエレベーターホール等でした。
詳細は省きますが、図面をいくら見ても、ほとんどの部分は関大生が使われる部分で、どうして市が3分の1も補助をしなければならないのか、理解に苦しみます。
たとえば、市民も使えるレストランなど、週一日休みで、夜も食事ができるのかと思いますが、決してそうではありません。
関大のHPでは、学生食堂で、時間も午前10時から5時くらい、年約200日(予定)とあるのです。
これでは、市民開放に寄与するとはとても思えません。

以上の2つの理由から、建設費補助には反対しました。

小・中・高校には、安全上、セキュリテイが大きな課題です。
学校の市民開放とセキュリテイは相矛盾する関係です。
当初から、関西大学に地域貢献の一つとして、市民開放を求めるのは、無理なことだと思ってきました。
大学の地域貢献は、施設の開放よりも、研究成果の地域への還元ではないでしょうか。


9月16日 (火)   明日は委員会

明日の建環産業委員会に備え、担当課との打ち合せが続きました。
がんばります。


9月15日 (月)   裁判員制度

来年5月から裁判員制度がスタートしようとしています。
これは国の制度ですが、高槻市にも重要な事務があります。
高槻市民の裁判員候補者予定者名簿を、市の選挙管理委員会がつくらなければならないのです。
作り方は、市の有権者名簿から抽選で高槻市割り当て人数分を選び、その名簿を、大阪地方裁判所に送るというものです。
裁判員制度の対象事件は殺人等の重大事件です。
大阪府は重大事件発生件数が全国一のため、裁判員候補者予定者数も多くなっています。
答弁によると、高槻市割り当て分は1382人で、有権者211人に1人の割合とのことでした。
ちなみに、確立が最も低いのが秋田市で、786人に1人とのことです。
また、この1382名の中に、お亡くなりになったり、引越しされる方があれば、大阪地裁へ変更を届けなければなりませんし、毎年1回、くじ引きでこの名簿は作り直すとのことです。

質疑では、抽選のためのシステム改修費346万5千円は全額国から交付されたものの、その事務に伴う人件費や事務費は国から交付されていないことが明らかになりました。
この裁判員制度に伴う事務は、自治事務ではなく、法定受託事務です。
当然、国がすべての費用を負担すべきです。
地方分権といいながら、財源は保障せずに、仕事だけ地方に押し付ける仕組みがここにも一つあり、私は許せません。


9月14日 (日)   ふるさと納税

本会議で質疑を行なったひとつが、「ふるさと納税」についてです。
市税条例改正の一つに入っていたのですが、本年4月30日の地方税法改正に基づくものです。
国会で道路特定財源のありかたについての審議に目を奪われている隙間に、この地方税法も改正(改悪)されていました。
後期高齢者医療制度も国会で強行採決でできた制度ですが、まさしく、今回の地方税法改正も強行採決でした。

ふるさと納税制度は、福井県発案で、財源不足で苦しむ地方の自治体では、育てた人が都会へ出て行き、税を投入しても戻ってこないため、都会に出て行った人にふるさとの自治体へ税を納めてもらおうという趣旨です。
いろいろ議論された末、ふるさと(出身でなくてもよい)の自治体へ寄附をすれば、その分、居住地の市民税が控除されるという制度になりました。
つまり、ふるさとへの寄附が多くなればなるほど、寄附をした人が住んでいる自治体の市民税収入は減るという制度なのです。
これは、地方自治体間で地方税の取り合いを行なわせるもので、競争原理を持ち込むものです。
地方税の理念は、そこに住んでいる人が行政サービスを受けるために納めるものです。
この理念を根本的に覆すのが、ふるさと納税制度なのです。

たとえば、大阪府はこのふるさと納税で寄附金が多く集まっているとされていますが、高槻市民がこの制度を使って大阪府に寄附をすれば、府の収入は増えますが、高槻市の税収は減るのです。
所得が同じ人が、1人は高槻市に個人市民税をきちんと納め、1人は大阪府に寄附をして、市民税を控除してもらい、結局は同じ行政サービスを受けることができるというのは、おかしいではありませんか。

都市部の自治体では、市税収入減収につながるこのふるさと納税制度に慎重な自治体も多く、また、宣伝にかけた費用分の寄附があるかどうかも不明ですし、毎年、続けて寄附をしてもらえるかどうかもわからず、高槻市でも、対応は慎重にしていくとのことでした。

都市と地方の税収の格差を調整するのが地方交付税です。
この充実を図ればいいことを、自治体間で競争をさせるこの制度創設には、まったく納得がいきません。
地方税法改正の衆議院、参議院の議事録も読んでみましたが、とても審議が尽くされたとは言えず、腹立たしい限りです。

なお、この地方税法改正により、年金から市民税も天引きされることになりました。
介護保険料や後期高齢者医療制度の保険料、この市民税など、年金からの天引きは生活権を奪いかねません。
「ふるさと納税制度」や「地方税の年金からの天引き」を定める市税条例改正案には反対しました。


9月13日 (土)   関大支援策

この間、17日(水)の委員会質疑(関大支援策)に向けての調査が十分にできませんでした。
そのため、午後から市役所で、担当課から疑問点について説明を受けました。
冷房はきかず、私も担当課の方も汗びっしょりになりながらでした。
お休みの日に出てきていただいて、ほんとうに申しわけありませんでした。

夕方からは事務所で来客が続きました。

総選挙が近づいてきたこともあるのかもしれません。
駅近くの事務所にいると、候補予定者の宣伝カーがよく通ります。
なんとしても政権交代をしてもらわなくてはと強く願う日々です。


9月12日 (金)   質疑6項目

午前10時から本会議が開かれ、午後6時過ぎまで議案質疑が続きました。

今日、質疑されたのはのべ21人です。
一般会計補正予算については、関大への建設補助負担(市負担12億)について、5人から質疑がありました。
賛成の立場からは灰垣議員(公明)、疑問(反対)の立場からは、野々上議員(元気市民)、北岡議員(無所属)、小西議員(無所属)、大川議員(共産)でした。

私も3回質疑にたち、下記の計6項目について質疑をしました。
<決算に関して>
・保育所の整備に関する地元協議のありかたについて
・要約筆記事業の充実について
<市税条例一部改正について>
・ふるさと納税制度について
<補正予算に関して>
・年金からの市民税天引きシステム改修について
・裁判員制度について
・放課後学習室設置について

質疑内容については、後日、少しづつご報告させていただきます。
関大支援策については、今日の本会議答弁をふまえ、17日(水)の建環産業委員会で質疑をします。

なお、議案質疑後、競艇組合議会議員の選挙が行なわれ、藤田頼夫(公明)が選ばれました。


9月11日 (木)   質問の仕上げ

明日の本会議質疑に備え、今日も、その準備に追われました。
なんとか6点にしぼりました。
がんばります。


9月10日 (水)   本会議初日

午前10時から本会議でした。
市長の行政報告のあと、議案説明が続きました。
即決案件も3件ありましたが、今日は質疑がなく、午前中で本会議は終わりました。

午後からは、12日(金)の質疑項目について、担当課との打ち合わせが続きました。

なお、今日の本会議で、議長より、段野議員の辞職願いを認めたとの報告がありました。
議員定数は36名で、1名欠員となりますが、補欠選挙はありません。
本会議終了後、段野議員の辞職を受け、議長、議会運営委員会委員長等で、都市競艇組合議会議員及び都市計画審議会委員の希望確認が行なわれました。
都市計画審議会委員は市民・民主連合から出すことに、競艇組合議会議員についてはまた選挙になるとのことです。


9月9日 (火)   明日から本会議

いよいよ明日から本会議が始まります。
今日も、議案調査に精を出しました。
がんばります。


9月8日 (月)   質問準備

今日も一日議案調査に追われました。
質疑日は、12日(金)本会議と17日(水)の建環産業委員会の予定です。
コツコツ調べていますが、質疑をしたい項目が多く、テーマを絞るのに苦労しています。


9月7日 (日)   議案調査

今日も、昨日に残した家事を片付け、遅くなっていたメールでの返信作業や資料の整理等をしました。
けっこう時間がかかりましたが、やっと、議案に対する質疑内容をまとめる作業に専念できる環境が整いました。
がんばります。


9月6日 (土)   隠し撮り

来週からの議会に備え、今日は、家事に力をいれ、気分転換をしました。

夜のニュースで、橋下知事が、私設秘書に国際児童文学館で隠し撮りをさせたことが明らかになりました。
そして、児童文学館が活性化に何も取りくんでいないと記者会見で述べています。

府関係施設での「隠し撮り」、このフィルムを元に施策について云々するのは、まさに暴君の恐怖政治です。
信頼関係無しには組織は成り立ちません。
また、「隠し撮り」は言葉を変えれば「盗撮」です。
政治家は、人の範でなければなりませんが、子どもたちに「盗撮」をどう説明するのでしょう。
どのような映像かわかりませんが、映された子どもの人権はどうなるのでしょうか。
専門館の評価を、限られた日時の撮影場面だけで、評価していいのでしょうか。

連日続く、橋下知事の暴言に、怒り心頭の日々です。


9月5日 (金)   9月議会議事運営

午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
市長等理事者側から9月議会の議案の提案理由説明があり、その後、議事運営が決まりました。

初日の10日(水)は、議案の提案理由の説明と、人事案件及び契約案件の質疑、採決です。
12日(金)は、議案の質疑です。
17日(水)及び18日(木)は各委員会に分かれて、議案の審査です。
そして、29日(月)に議案や議員提出議案(意見書等)の採決があり、一般質問となります。
一般質問は翌30日(火)にも行なわれます。

なお、2007年度の決算については、特別委員会が設置され、10月14日(火)〜17日(金)(予備日:20日)まで審査されます。
決算委員は3人以上の会派から選ばれることになっているため、私は、委員にはなれません。
ただし、傍聴だけは毎年欠かさず続けて、勉強をさせていただいています。
決算委員以外の議員は、決算については12日(金)に質疑ができます。

議員提出議案(意見書等)は、共産5、公明4、市民・民主1の計10件提出されました。
18日(木)までに会派間の調整があります。
また、請願は後期高齢者医療制度の廃止を求める請願が出されました。
私も紹介議員になりました。

議事運営が決まったあと、段野議員辞職により、都市競艇組合議員を議会として誰を選出するかについて議論が続きました。
議長や議会運営委員会委員長等で調整ということになりましたが、5月の臨時議会で、取調べを受けている段野議員に票を投じた方の責任は重く、この間の経過を十分踏まえて、議会として選出していただきたく思います。

また、議会ホームページの更新案についても議論がありましたが、なかなかまとまりませんでした。
他市の議会ホームページを見ていても、高槻市議会のホームページの充実は、大きな課題だと思うのですが・・。

午後からは、議案調査でした。
体調管理にだけは気をつけて、9月議会もがんばります。


9月4日 (木)   公正職務執行の確保

今日も朝から、控室には担当課の方が次々にきてくださって、議案についての説明を受けました。

午後2時からは公正職務検討委員会が開かれ傍聴しました。
今日は4回目ですが、提言がまとめられました。
新制度の骨格は、「要望等の公文書としての記録」「要望等に応じた市の対応策」「職員の倫理規範」を基本とし、かつ、この規範は、市の最高法規である「条例」による実効ある制度の創設が適切であり、市民参加の観点から、パブリックコメントをとることがのぞましいとされています。
提言をもとに、なんらかの案が出されてパブリックコメント、そして、12月議会で条例提案となるようです。
なお、提言内容は、要望等は原則すべて記録に残すという、厳しいものです。

午後3時からは公営企業審議会が開かれ、傍聴しました。
こちらのほうは第7回目ですが、「水道料金体系のあり方について」の答申書が市長に手渡されました。
会長が述べられたように、水道料金の値上げにつながらない基本水量の見直し答申は珍しいものです。
審議会では、答申をもらうために出席した市長に、委員が、一言づつ要望を述べられました。
審議会日程とは違う日に、会長だけが市長に答申を渡すことも多いのですが、今日は、委員の皆さんも満足された雰囲気でした。
こういう審議会の締め方も、気持いいものですね。


9月3日 (水)   関大施設支援12億円

今日は9月議会の告示日、議案書をいただきました。

9月議会の議案は計33件、内訳は人事案件1、契約案件2、条例案件7、補正予算6、一般会計や国民健康保険特別会計など2007年度の決算認定案件14、決算に関連して財政健全化法に基づく報告案件1、その他2です。
詳しくは5日(金)の議会運営委員会で議案説明があった後に、市のホームページにアップされる予定です。

気になっていた関西大学への市の支援策については、建物については市は12億円補助する案がだされました。
市民に開放される下記の施設が補助対象施設です。
1階 レストラン(700席)
2階 大学エントランスホール(235u)、カフェ(166u)
3階 生涯学習センター(530u)、災害用備蓄庫(332u)(災害用マンホールトイレ、プール非常用浄水装置、コージェネレーション発電設備などの防災関連施設整備費を含む)
4〜5階 コンベンションホール(500席)
その他 市民に開放される施設利用に必要な施設整備(EV、廊下、階段)

市民に開放される施設は、上記補助対象施設以外にも、児童図書館(200u)、大学図書館(4万冊)、中体育館、アリーナ、大教室、情報処理大教室などです。

この支援は、国土交通省の「暮らし・にぎわい再生事業補助金」を使うため、市の12億円とともに、国からも12億円の補助金が出されます。
9月議会では、とりあえず、国からの補助金2億1900万円と市の補助金2億1900万円の計4億3800万円を補正予算案に計上、残りの19億6200万円(市・国補助金合計額24億−4億3800万)は債務負担行為(2009年4月1日から2010年3月31日)として計上されています。

なお、関大への用地支援については、土地鑑定費が263万円計上されています。
その結果をもとに、12月議会で用地買収費が提案されるようです。

この関大支援策については、2008年度一般会計補正予算(第1号)の中にあり、12日(金)本会議、17日(水)の建環産業委員会で審議されます。
私は、17日(水)に質疑の予定です。

これだけの支援策が必要か、ぜひ、皆さん、ご意見をお寄せ下さい。

議案書は分厚くて、重くて、持ち運びもたいへんなため、しばらくは議会控室で、議案調査に集中します。
がんばります!


9月2日 (火)   明日から9月議会

明日から9月議会が始まります。
今日は、会派説明に使われた議案概要をいただきました。
また、議案について、説明にきてくださった課もありました。
早く説明してくださると、ほんとうに助かります。
詳細な議案書は明日いただきますので、しばらくは議案調査に集中します。

なお、本会議は来週10日(水)から始まります。
私の質問予定日は、12日(金)本会議、17日(水)建環産業委員会、30日(火)本会議・一般質問です。
お時間がありましたら、ぜひ、傍聴をお願いいたします。

ご近所の愛犬「ごんちゃん」が天に召されました。
我が家の「モモ」の子どもですが、どういうわけか、大型犬でした。
玄関先でごろりと横になっているごんちゃんに、息子たちもよく声をかけて、じゃれていました。
交通事故にあい、いったんは元気になったものの、最期はご家族の腕の中で亡くなったそうです。
人懐っこい「ごんちゃん」にもう会えないかと思うと、今日は涙が何度もあふれました。


9月1日 (月)   無責任の極み

今日も、お問い合わせをいただいている件等で、市政調査に追われる一日でした。
 
夜、ニュースで福田首相の辞任を知りました。
なんと無責任なことか、前安倍首相に続き、またしても「投げ出し」です。
自・公政権にピリオドをうち、一刻も早く解散をして、民意を問うべきです。
自民党の顔を人気のある人に変え、総裁選の勢いで総選挙をという魂胆もあるようです。
しかし、今度ばかりはそうはいきません。
心底、怒りが沸騰していることを、自・公の方は知るべきです。
 

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