08/11/30 (日) 財政は何のためにあるのか
08/11/29 (土) ピッコロ30周年! 08/11/28 (金) 議事運営 08/11/27 (木) 議案調査 08/11/26 (水) 関大グランド用土地取得費28億5600万円! 08/11/25 (火) 明日は告示日 08/11/24 (月) 偲ぶ会 08/11/23 (日) 橋下「教育改革」 08/11/22 (土) 心機一転 08/11/21 (金) 市内5大学リレー講座 08/11/20 (木) 環境審議会 08/11/19 (水) 風に向かって 08/11/18 (火) 中心市街地活性化 08/11/17 (月) ドライブレコーダーシステム 08/11/16 (日) 市の財政状況 08/11/15 (土) 食育シンポジウム 08/11/14 (金) 政治倫理条例 08/11/13 (木) 「慰安婦」問題の真の解決を! 08/11/12 (水) 定額給付金撤回を! 08/11/11 (火) 環境保全条例 08/11/10 (月) 審議会傍聴 08/11/9 (日) 農林業祭 08/11/8 (土) アパに泊まらない! 08/11/7 (金) 男女共同参画 08/11/6 (木) 政治倫理条例 08/11/5 (水) Change 08/11/4 (火) 色づく街 08/11/3 (月) 原稿書き 08/11/2 (日) 気分転換 08/11/1 (土) 地産地消 2008年10月 2008年09月 2008年08月 2008年07月 2008年06月 2008年05月 2008年04月 2008年03月 2008年02月 2008年01月 2007年12月 2007年11月 2007年10月 2007年09月 2007年08月 2007年07月 2007年06月 2007年05月 2007年04月 これより以前 |
11月30日 (日) 財政は何のためにあるのか
午後1時半から、第7回二木洋子ナビゲートセミナーを、総合市民交流センター第4会議室で開きました。 テーマは「基礎から学ぶ高槻市の財政ー財政は何のためにあるのか、考えよう」、講師は初村尤司さん(大阪経済大学非常勤講師)でした。 「財政の役割とは何か」「高槻市の財政の全体の姿」「なぜ高槻市の財政状況が「良い」のかその理由(60年代からの歩み)」そして「健全財政の分析の必要性について」と、1時間半、初村さんは、パワーポイントで、とてもわかりやすく話してくださいました。 質問も次から次へと続き、時間が足りないくらいでした。 初村さんは高槻市のお住まいです。 お忙しい中、膨大な資料を読んでくださって、データとしてまとめてくださいました。 ほんとうにありがとうございました。 市の広報を読んでいても、「財政状況」はよくわからないというお声をよく聞きます。 しかし、少子高齢社会で、限られた財源を何に使っていくのか、「財政」を知らずしては語れません。 初村さんの講演を機に、これから、市の財政についての勉強会を始めようと思います。 「住民自治」をすすめるためにも、財政状況の分析は必要です。 関心のある方、ぜひ、いっしょに勉強しませんか。 ご連絡お待ちしています。 11月29日 (土) ピッコロ30周年! 梶原ピッコロ保育園も今年で30周年を迎えました。 午後から市民会館で記念の集いがあり、私も理事として出席しました。 たくさんの方がおいでくださり、また懐かしい皆さんとお会いすることができ、感激の連続でした。 実は、私は高槻市の保育士になりたくて、試験を受けたのですが、だめだったのです。 そこで、ちょうど開園準備中の梶原ピッコロ保育園にお世話になることになったのでした。 「ピッコロ」で働こうというメンバーたちと、どのような保育をめざすのか、勉強、議論を重ねました。 その時から、保育の重要な柱に「食」をすえることにしたのです。 園舎の設計段階から、調理師さんの意見等も取り入れ、「食」を大切にする保育ができるように工夫をしました。 そして、ほんとうに多くの皆さんのご協力をいただき、社会福祉法人を設立することができ、保育園を開園できたのでした。 あれから30年、開園当初の苦労は今も忘れられません。 でも、また、あの苦労が楽しい思い出でもあるのです。 30周年記念に、『子どもと食べる 食べると子ども−梶原ピッコロ保育園の実践』(エイデル研究所)を出版することができました。 保育誌『げんき』(エイデル研究所)に2年間連載した「食・農・遊」の記事と、元園長の岡崎義子さんの絵本に関する連載記事をまとめたものです。 日本の伝統食や「旬」にこだわりながら、四季ごとに取り組んでいる「食育」の内容が、豊富な写真でとてもよくわかります。 30年、梶原の地域の方や、安全な食材を届けてくださる生産者の皆さんのご協力もあればこそ、続けることができた「食育」です。 『げんき』に掲載中から好評で、エイデル研究所のご協力もあり、こうして1冊の本にまとめることができました。 1冊1800円と少し高価ですが、二木事務所でも取り扱っていますので、ご入用の方ご連絡ください。 夜は、慰安婦問題の学習会でした。 ところが、始まる前に、急に体調が悪くなり、途中で帰らせていただきました。 辻元清美さんが、慰安婦問題に関しての国会での審議状況を話してくださる予定でしたので、聞けずにとても残念でした。 少し疲れが出てきたようです。 無理をしないように、気をつけます。 11月28日 (金) 議事運営 午前10時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。 理事者から議案についての説明があり、議事運営が決まりました。 段野議員逮捕、起訴を受け、議会改革等検討会議が設置され、政治倫理条例が検討されてきました。 今日、議長、検討会議の座長からまとめとしての条例案の説明がありました。 検討会議のメンバーの会派で意見が分かれ、共産党議員団から対案が出されることになりました。 私も、検討会議の案では賛成できません。 午後2時からは景観審議会が開かれ、傍聴しました。 景観基本計画案、景観計画案、景観条例案のパブリックコメントの結果の報告等がありました。 パブコメの意見、及び今日の審議会の意見を踏まえて案が修正され、12月議会の建環産業委員会協議会で報告があります。 その後、景観基本計画、景観計画については都市計画審議会の意見も聴くことになっており、3月議会で条例も含めて決められることになっています。 午後6時からはJR高槻駅南陸橋でWIBでした。 今日は参加者は4人、ローソクをともして、平和を求めるメッセージを持って立ちました。 風がなく、ローソクが消えなくて、助かりました。 帰宅後、イラクから航空自衛隊が撤収することを知りました。 イラク戦争を機に始めたWIBです。 自衛隊撤収はうれしいニュースですが、今度はアフガニスタン。 まだまだアクションを続けなければと思っています。 来月はクリスマスの日の12月25日に立ちます。 11月27日 (木) 議案調査 午前10時から都市計画審議会が開かれ、傍聴しました。 案件は生産緑地の変更とJR高槻駅北東地区開発事業に伴う周辺道路整備や用途地域変更の都市計画決定でした。 生産緑地については、新規に認めることはできないかという要望が出されていました。 自治体によれば、新規に認めているところもあるようです。 緑の保全の一環として、ぜひ、新規に認めてはと、私も思いました。 午後からは、議案調査に追われました。 大阪府後期高齢者医療広域連合議会が開かれたのですが、傍聴をあきらめました。 議案調査だけでなく、来週月曜日(1日)の市街地整備促進特別委員会の準備もあります。 がんばります! 11月26日 (水) 関大グランド用土地取得費28億5600万円! 今日は12月議会の告示日で、議案書をいただきました。 12月議会の議案は32件です。 内容は、人事案件3件、裁判控訴の報告案件1件、契約案件2件、条例案件8件、指定管理者の指定案件10件、提訴の案件1件、補正予算7件です。 補正予算書を見ると、関西大学グランド用土地取得費は、計28億5600万5千円が計上されていました。 この12月議会では21億5000万円を計上、残る7億600万5千円は、JR高槻駅北東地区開発事業が終了する2012年度に負担することになっています。 財源は、国からの補助金はありませんから、全額市負担で、一般財源と市債です。 グランドの広さは約6800uですので、1uあたり42万円となっています。 9月議会では、関西大学建設費補助の市負担額は12億円でした。 グランドのための土地取得費を合わせると、関大のための市負担額は約40億5600万円となります。 以前、新聞報道で関大への市負担額は約40億円と報道されましたが、まさにぴったりの数字となりました。 財政が厳しいこの時期に、とても納得できる額ではありません。 なお、関大への補助やJR高槻駅北東地区周辺の道路整備については、12月1日(月)午後1時から開かれる市街地整備促進特別委員会、12月5日(金)午前10時からの本会議、12月9日(火)午前10時からの建環産業委員会で審議されます。 本会議、建環産業委員会では、一般会計補正予算の中での審議です。 いずれも傍聴できます。 私は、12月1日(月)の市街地整備促進特別委員会、及び12月9日(火)の建環産業委員会で質疑をします。 今日は、議案説明のため、各部が次々と控室に来てくださいました。 早く説明をしていただくと、私も準備ができ、助かります。 しばらくは、議案調査に集中です。 12月議会の議案概要は、28日(金)の議会運営委員会終了後に市のHPの「市議会への提出案件」に掲載の予定です。 また、12月議会の日程は、「高槻市議会です」に掲載されています。 11月25日 (火) 明日は告示日 明日は12月議会の告示日です。 議案書をいただきます。 12月議会が終わるのは12月19日です。 それまで、議案等の調査のため、市役所にいることが多くなり、事務所は留守がちになりますが、ご容赦ください。 明日から議案調査に集中するため、少し早かったのですが、月末の支払い、振込み等で今日は金融機関をまわりました。 25日で、どこもATMの前は長蛇の列、時間がかかりました。 高槻を離れている息子にも、食品を詰め合わせた差し入れを送りました。 これで、月末の仕事を一つ終えることができ、ほっとです。 それにしても、今日から発売された宝くじの売場の長〜い列にもびっくりしました。 コートなしで過ごせる暖かい一日でした。 体調を崩さないよう、明日から、気合を入れてがんばります。 11月24日 (月) 偲ぶ会 夕方、7月にお亡くなりになったYさんを偲ぶ会が開かれ、私も参加しました。 場所は、Yさんがよく通っておられたお店、思い出の場所でした。 休日でもあり、遠くから、高校時代や大学時代の友人の方々も来られ、私たちの知らないYさんに触れることができました。 私と同じ年齢です。 まだまだやりたかったことがあったことでしょう。 志半ばで、ほんとうに無念だったと思います。 Yさんのように、残された人生、私もスジを貫いて生きていきたく思います。 お世話くださった皆さん、ありがとうございました。 11月23日 (日) 橋下「教育改革」 午後2時から、「橋下『教育改革』はほんとうに子どものためになるのか」と題したシンポジウムに参加しました。 会場はエル大阪(大阪・天満橋)、主催は「日の丸・君が代による人権侵害」市民オンブズパーソンでした。 まず事務局より、この間の橋下知事の教育改革に関しての問題提起がありました。 これを受け、講師の中嶋哲彦さん(名古屋大学大学院教授、前犬山市教育委員)から、「全国学力テストでは、学びと育ちは保障できない」と題しての講演がありました。 また、長谷川和男さん(杉並区教職員組合元委員長)からは、「藤原和博氏の和田中改革は何だったのか」と題した報告がありました。 お二人の講演、報告は、「学びとは何か」を根源的に問いかけるものでした。 とりわけ、長谷川さんのお話は、和田中の現場を知っておられるだけに、藤原氏の行った和田中改革の問題点がとてもよくわかりました。 そして、橋下知事の「教育改革」は、教育格差をますます拡大させるものであることを確信しました。 お二人のお話は、もっともっと時間をとっていただきたいくらい、貴重なものでした。 また、機会があれば、出かけていきたく思っています。 夜は高槻ジェンダー研究ネットワークの会合でした。 29日(土)の「慰安婦」問題に関する公開学習会の最終の打ち合わせをしました。 11月22日 (土) 心機一転 朝から家事、家事、家事で、気分転換をしました。 夕方、美容院へ駆け込み、短くカットしてもらい、気分すっきり、身も軽やかになりました。 そして、今日は私の59歳のお誕生日でした。 50代もあと1年です。 でも、まだまだチャレンジ精神でがんばらなくては! ちょっと体を休めさせていただき、心機一転です。 11月21日 (金) 市内5大学リレー講座 午後2時から社会福祉審議会児童福祉専門分科会が開かれ、傍聴しました。 案件は、次世代育成支援行動計画(後期計画)策定に係るニーズ調査についてでした。 計画策定は来年度ですが、今年度はニーズ調査を実施しなければなりません。 しかし、法案がいまだに成立していないため、ニーズ調査が行えない状態です。 そうはいっても、人口の多い自治体では調査結果の集約にも時間がかかるため、12月初旬にアンケートを送る予定とのことでした。 今日は、子育て支援に関するニーズ調査票(就学前児童用、小学校児童用)及び中学生の生活に関するアンケート調査の3種類の検討が行われましたが、学童保育と放課後子ども教室についての記述について、市の実状にあうようにはどのように書けばいいのか議論になり、子ども部と教育委員会でもう一度検討することになりました。 午後6時からは、市内5大学リレー市民講座に参加しました。 会場は総合市民交流センター・イベントホールでした。 市内にある5大学(大阪医科大学、大阪薬科大学、関西大学、京都大学農学部、平安女学院大学)から、リレー形式で、大学とまちづくりに関する講演がありました。 初の試みですが、5つの大学のことがとてもよくわかりました。 ぜひ、これからもこのような企画をしていただけると勉強になります。 ただひとつ、5つの大学とも講師は男性でした。 女性研究者の育成が大学でも大きな課題になっています。 5つの大学には女性の研究者もたくさんおられ、市の審議会委員も引き受けてくださっています。 講師に女性もいてくださったらと思いました。 11月20日 (木) 環境審議会 午前9時半から環境審議会でした。 ところが、今日はJRでも国道でも事故があり、電車は遅れ、道路は停滞で、委員が定刻に集まらず、40分遅れての開会となりました。 担当課の皆さんは、ひやひやされたようです。 審議会の案件は、公害防止と環境保全に関する条例及び規則改正の諮問でした。 この条例ができたのは、公害が大きな問題になっていた1973年(昭和47年)です。 以来、公害防止のための規制法が次々とでき、またそれに合わせて府条例も制定されてきました。 ここで、法や府条例で規制することと、市独自ですることの整理をしたのが今回の条例と規則の改正です。 今日は、担当課からの条例改正素案の説明があり、意見や質問が出されましたが、時間が足りなくなり、次回にもう一度、審議されることになりました。 条例改正素案は現在パブリックコメント中であり、審議会で議論、答申後、3月議会に提案予定です。 午後2時からは、大阪府市議会議員研修会が、千里にあるホテル阪急エキスポパークで開かれ、参加しました。 講師は、浅野史郎さん(慶応大学教授、前宮城県知事)でした。 「地方自治体の自立の条件〜第二期分権改革に向けて〜」と題し、小泉元首相の行なった第一期分権改革の総括として三位一体改革は挫折したこと、また改革が誤解されて受け止められていること、現在第二期分権改革が進められようとしており、生活者の視点にたつ「地方政府」の確立と題して、「お題目」がいろいろ並べられているが、まさに第一期の失敗が生かされるかどうかが問われている、このようなときに地方議会は、唯一の立法機関として、条例制定や予算編成にもかかわっていくべきと、指摘されました。 また、大阪府知事が力を入れている道州制についても、道州制についてはいいものと悪いものがあり、誰が出した道州制かが問われており、大切なのは、一緒に具体的な施策を積み上げていくことと、「いいことはまねをしよう」と「カナリア」方式をとりいれることだと言われました。 改革派知事同士では、お互いに、「まね」と「失敗」を学び、交流されていたようです。 ユーモラスな講演は1時間半、質問は30分、時間をきっちり守られました。 講演内容だけでなく、学ぶことの多い研修会でした。 11月19日 (水) 風に向かって 明日の環境審議会に備え、今日はその準備に追われました。 担当課からは早くから資料を送っていただいていますが、やはり、集中できるのは間際になっていまいます。 急にぐーんと冷え込みました。 そして、冷たい風との闘いが始まりました。 事務所前も、市役所北側入り口も、風の強い日は、ビル風で、自転車が思うように前に進みません。 トレーニングと受け止めていますが、これからしばらくビル風との闘いの季節です。 あまりの寒さに、今日から事務所も自宅も暖房を入れました。 暖房を入れるのは、23日の勤労感謝の日が過ぎてからという年もありましたが、年齢を重ねると、そうもいっておれません。 体を冷やさないように、万全を期して、来週からの議会に備えます。 11月18日 (火) 中心市街地活性化 午前10時から教育委員会定例会が開かれ、傍聴しました。 案件は次の3件でした。 @2008年度補正予算(第2号)教育費原案の決定について A教育委員会委員長選挙について B教育委員会委員長職務代理者指定について @については、12月議会に提案される教育費の補正予算で、主に人件費や事業の入札差金等の精算でした。 Aについては、任期満了にともなうもので、無記名投票の結果、桐山委員が、選ばれました。 Bについても、無記名投票の結果、間石委員が選ばれました。 午後3時からは、中心市街地活性化フォーラムが開かれ、参加しました。 会場は総合センター1階展示ホールでした。 まず、都市産業部から高槻市がめざす「にぎわいと活力のある『集約型のまちづくり』を目指して」と題しての報告がありました。 基調講師は、させほ四ヶ町商店街協同組合理事長の竹本慶三さんでした。 その後、「『まちの顔』の将来像 高槻の玄関口にふさわしいまちへ」と題した意見交換会が行なわれ、会場からの質問や意見に、佐藤俊英さん(R−LABO代表)がコーディネーターとして参加、竹本さんがコメントされていました。 以前に、商店街の活性化対策で世田谷区烏山商店街に伺ったときにも、理事長さんのパワフルさに圧倒されましたが、今日も竹本さんのお話、暖かいお人柄に圧倒されました。 世界各国のまちづくりを見ておられ、豊富な経験とアイデア、人脈、実行力があればこそ、人口20万市の中で日本一元気なまちといわれる商店街を築き上げられたのでしょう。 最後に商店街の活性化は「まちじまん」をしてほしいと結ばれました。 「郊外の大型店は利便性とお金で人が集まるが、駅前の商店街は同じことで勝負しても負ける」「1時間ぐらいゆっくり歩いて市民生活に結びついているのが商店街」「ピンチはチャンス、高齢化だからこそ、車で行かなければならない郊外へ大型店ではなく、公共交通機関で行ける中心市街地の商店街に魅力がある」とも話されましたが、中心市街地の商店街の活性化はほんとうに大きな課題です。 11月17日 (月) ドライブレコーダーシステム 午後3時から個人情報保護運営審議会が開かれ、傍聴しました。 答申書の確認は1件、検察審査員候補者予定者名簿調整システムについてでした。 新規諮問事項は下記の2件でした。 @個人住民税の地方税ポータルシステム「eLTAX(エルタックス)」による個人住民税の公的年金からの特別徴収について A高槻市営バス ドライブレコーダーシステムの設置及び運用について @については、9月議会で可決された市税条例改正案に基づき、来年4月から、公的年金から住民税を天引きするシステム構築についてでした。 この条例改正には私は反対しましたが、この結果、年金からは介護保険料、後期高齢者医療制度の保険料、住民税が天引きされることになり、説明を聞いていて、強制的に天引きするやり方には、あらためて怒りがこみ上げました。 Aについては、今日、初めてこのようなシステム導入の計画があることを知りました。 これは、国土交通省の推奨で、安全、安心な輸送体制をめざし、車内事故防止や急発進・急ブレーキのないエコドライブの実践のためで、バス車内・車外の映像と音声、運転方法などのデータが常時記録されるドライブレコーダーを市営バスに設置していくというものです。 本年度は5台に設置、順次、全車に設置していくとのことでした。 説明図を見ますと、運転席のうしろにドライブレコーダーという機器が設置されます。 運行映像データ収集のために、カメラは車外用3台、車内用2台が取り付けられ、運転席付近の音声とともに、映像は一週間保存され、消去されるとのことです。 また、運行データ(速度、加速度、エンジン回転等の運転記録)もメモリーカードに保存し、営業所にある解析用パソコンでデータを収集、解析して研修などに利用するとのことでした。 システム全体は、まだ私もわからない点があるのですが、問題は、公営バスに乗ったら必ず映像を撮られるという点です。 収集した個人情報の外部提供は裁判や捜査など限定的にする等、個人情報保護を徹底するとのことですが、撮影されること自体が問題ではないでしょうか。 この点については、委員からもたくさんの意見が出ていました。 公道を撮影する防犯カメラと同じように、やむなく公営バスに乗れば撮影されるというのは、憲法13条に反するのではと思います。 このシステムについては、今日、初めて聞きましたので、審議会終了後、交通部に確認すると、すでに予算は当初予算にあったとのことです。 それなら、予算説明書に新システム導入について、きちんと書いておくべきではなかったでしょうか。 審議会では承認されましたが、私は納得できませんでした。 11月16日 (日) 市の財政状況 連日、金融危機、国や自治体の財政危機の報道が続いています。 高槻市の財政状況は、府内でも有数の健全な状態と言われています。 しかし、「健全」というのは、具体的にどのような状態をいうのでしょう。 市のHPにも2007年度の決算状況が報告されていますが、自治体の財政問題については専門用語が出てきて、なかなか理解できません。 そこで、市の財政状況を一から学ぼうと、下記のようなセミナーを開きます。 講師の初村さんは大阪市役所に勤務されていたことがあり、現在、財政再建のありかたについて、全国各地で講演されています。 市の広報を読んでもよくわからないという方にも、わかりやすく解説してくださいます。 貴重な機会です。ふるってご参加下さい。 なお、資料準備の都合上、事前に申込みをお願いします。 第7回二木洋子ナビゲートセミナー 基礎から学ぶ高槻市の財政 −財政は何のためにあるのか、考えよう− 日時:11月30日(日)午後1時半〜4時 場所:総合市民交流センター・5F第4会議室(JR高槻駅南スグ) 講師:初村尤而さん 資料代:500円 申込先:わさびプロジェクト(T&F072−685-0468) Eメール wasabi@osk3.3web.ne.jp *初村尤而さん 大阪経済大学非常勤講師、大阪自治体問題研究所研究員 『図説 市民とすすめる自治体再建』(自治体研究社)『財政健全化法は自治体を再建するか』(共著、自治体研究社)『合併財政シュミレーションの読み方』(編著、自治体研究社)など、著書多数。 11月15日 (土) 食育シンポジウム 食育シンポジウム2008が、午後1時から総合センター多目的ホールで開かれ、参加しました。 シンポは、高槻市少年少女合唱団の素敵な合唱で始まり、合唱曲「キュイジーヌ」から「パエリア」「大阪風お好み焼き」などの4曲が披露されました。 エプロン姿の団員の見事なハーモニーに、おいしそうなお料理が目に浮かび、会場はシーンと静まり返っていました。 その後、玉井浩さん(大阪医科大学小児科教授)、為後善光さん(辻学園教授)の講演があり、最後は、シンポジウムでした。 為後さんの「料理を楽しむ」を実践するべく、帰宅後、お料理に精を出しました。 「食育」ブームで、「食」が取り上げられていますが、為後さんのお話の中に、子どものときから料理をつくることに興味を持たせることの大切さがありました。 私の時代は、「男子厨房に入らず」でしたし、中学校でも、男子は「技術」で、女子は「家庭」でした。 今は「家庭」も男女共修になっています。 高校卒業後、息子が高槻を離れるときに、荷物を入れた段ボール箱の一番上に中学校の家庭科の教科書を入れていました。 中学の家庭科の先生に、これがあればひとりで生活できるといわれたからと、大事にしていたようです。 子どもが「食」に触れる機会を増やす一つとして、中学校の家庭科の時間ももっと増やしてほしいと思います。 今夜から雨、そして、来週には寒気がやってくるようです。 風邪を引かないように、体調管理に気をつけます! 11月14日 (金) 政治倫理条例 午前10時から議会改革等検討会議が開かれ、傍聴しました。 座長から今までの検討結果をまとめた条例試案が示されました。 議論の分かれていた、市民の調査請求権については、市民(住民基本台帳又は外国人登録原票に記載されている18歳以上の者)の200分の1以上、議員にあっては5人以上の者の連署が必要とされました。 また、審査会の委員構成は、社会的信望があり、かつ地方行政に関し高い識見を有する者3人と議員2人の計5人です。 かつ、議員の資産公開は義務付けられませんでした。 各会派から意見が出されましたが、これで了とする会派が2つ、対案を出すとした会派、不満足で検討するとした会派、賛成できないとした会派がありました。座長の会派の意見表明がありませんが、おそらく、これで了とされているのだと思われます。 最後に休憩をとっていただき、無所属の3人も意見を述べましたが、3人ともこれでは賛成できないとの意見でした。 会派の中に、市民視線の条例でないとの意見がありましたが、私もそう思います。 市民の調査請求権のハードルを高くし(1500名以上の連署)、委員の構成メンバーに入れず、というのは、開かれた議会とはとても言えません。 段野議員辞職を受けての政治倫理条例制定です。 毎年の資産公開を義務付け、議員は市民全体の奉仕者として仕事をしていて、特定の個人や団体のために仕事をしていないことを説明する責任を果たすための条例であるべきだと考えてきました。 これが、今の高槻市議会の到達点なのでしょうが、ほんとうに残念です。 試案はもう少し条文整理をし、12月議会に議員提出議案として提案される予定です。 午後2時からは、人権施策推進審議会が開かれ、傍聴しました。 2007年度の人権施策取組み状況及び2008年度事業計画等の報告の後、国際化施策推進基本指針(案)の説明がありました。 この指針は外国籍市民へのアンケート結果を踏まえて作成されたものです。 12月2日にもう一度審議され、パブリックコメントを行い、年度内に策定予定です。 国が多文化共生を強く打ち出しているため、今後の施策の推進にあたっては、指針の名称を多文化共生基本指針とすること、また、在日外国人や外国籍市民等、これまでいろいろ使っていた言葉を外国人市民と統一することが了承されました。 基本指針作成は大きな前進です。 指針作成を受け、どのような施策が具体的に実行されるのか、次の大きな課題です。 ユアサ工場跡地では、大きな重機が入り始め、関大建設工事が始まりました。 土地の所有権はどうなっているのだろうと思っていましたら、今日、GSユアサ・コーポレーショは関大に土地を売却すること、また市には無償提供をすることを発表しました。 発表によれば、関大への土地売却は約30億円(公簿10574.22u)、市への無償提供分は公簿2784.78uとのことです。 11月13日 (木) 「慰安婦」問題の真の解決を! 昨日、今日と、日中は風も無く、穏やかな小春日和でした。 自転車に乗るには最高です。 青空と赤や黄色の木々を楽しみながら、自転車をこぎ、汗をながしました。 週末はお天気が崩れ、来週からは冷え込むようです。 秋は今週で終わりなのかもしれません。 さて、月末に開かれる学習会のご案内です。 「慰安婦」問題については、日本政府に謝罪を求める決議が、昨年から今年にかけて、海外で続いています。 アメリカ、カナダ、オランダ、欧州議会、フィリッピンで決議が採択されましたし、本年5月の国連人権理事会でも、日本政府に対する勧告を含む審査結果が採択されました。 しかし、日本政府はこれらの動きを一切無視しています。 最近は訃報が相次ぎ、「慰安婦」問題の解決は急を要しています。 お時間がありましたら、ぜひ、ご参加下さい。 公開学習会in高槻 「慰安婦」決議に応え、今こそ真の解決を! 講演:山下英愛さん(立命館大学非常勤講師) 「慰安婦」問題の真の解決をめざして 報告:辻元清美さん(衆議院議員) 国会で「慰安婦」問題はどう取り扱われたか 日時:11月29日(土)午後6時半〜9時 場所:総合市民交流センター5階視聴覚室(JR高槻駅南スグ) 資料代:500円 共催:高槻ジェンダー研究ネットワーク、「女性・戦争・人権」学会 11月12日 (水) 定額給付金撤回を! 迷走を続けている定額給付金ですが、今日、与党合意ができたとのこと。 その中身を聞いて、愕然としました。 給付金は1人1万2000円、18歳以下と65歳以上は8000円プラスし、所得制限についての判断は、下限は1800万円と制限するものの、自治体にまかすというのです。 報道によれば、2次補正予算案や関連法案もこの臨時国会でだすのかどうかも不明ですし、年度内に給付という麻生首相の発言からは、いったいどんなスケジュールが考えられているのかも、まったく、わかりません。 おまけに、給付方法も、地域振興券のようなものにするのか、現金給付なのか、口座引き落としなのかも決まっていないとのことです。 世論調査でも、定額給付金は必要ないという意見が多数を占めています。 もらったところで、この不景気や生活苦の根本的解決にならないことがはっきりしているからです。 その上、あとに消費税アップが控えていて、もらった以上にとられるのですからたまったものではありません。 1800万もの所得の人にも失業中に人にも、同じ1万2000円を給付する意味が、全く理解できません。 これは、まさに税金のばらまきで、政策ではなく、選挙対策としかいいようがありません。 また、給付の窓口となる自治体の現場の意見は全く聞かずに、上から押し付けるのは自治体無視の横暴です。 麻生首相は、記者団に、所得制限に判断について、地方自治なのだから自治体の事情で決めればいいという趣旨の発言をしていますが、ほんとうに地方自治を尊重するなら、窓口現場の意見を聞き、どのような問題が発生するのか、まず把握すべきです。 もし、国会で論議されても、「地方自治」のひとことで、責任を自治体に転嫁するのでしょう。 もはや政策放棄です。 このまま、定額給付金の事務作業を自治体に押し付けられたら、たいへな事態になります。 給付申請書、封筒などの印刷費、申請書等の郵送料、口座引き落としならそのためのコンピュータの整備、引き落とし手数料、窓口で現金を渡すのなら本人確認をどうするのか、個人情報保護対策は、何よりも、その作業にあたる職員は、残業でこなすしかしかたありません。 残業だけではやれずに、アルバイトも必要でしょう。 2兆円の定額給付金を給付するための費用は2000億円という報道もありましたが、自治体の事務経費は国がすべて負担するのではなく、最終的に市の負担も必ずでてきます。 小泉改革以降、法律で新たな制度をつくるスピードが早く、その施策が自治体、住民レベルでどのような影響があるのか、国会でも十分な議論がなされず、制度が始まって、問題が噴出することがたびたびでした。 後期高齢者医療制度もそうでしした。 ばらまき、そして自治体現場無視のこの定額給付金制度は、即刻撤回すべきです。 11月11日 (火) 環境保全条例 環境基本条例に基づき、環境保全のための規制内容を定めた、公害防止と環境保全に関する条例が改正されようとしています。 現在、パブリックコメント中ですが、この20日(木)に開かれる環境審議会でも、議論の予定です。 そこで、今日は、茨木市に伺い、来年4月から施行予定の環境保全条例について、説明を受けてきました。 条例をどのような構成にするのか、法、府条例との整合性をどのようにはかるのかなど、苦労された点をいろいろお聞ききすることができ、とても勉強になりました。 お忙しい中、時間をとっていただき、ほんとうにありがとうございました。 20日(木)の審議会に向け、事務局からはすでに11月初めに条例の改正素案をいただいています。 法、府条例、市条例の、それぞれの守備範囲をしっかり押さえなければならず、20日までに相当な時間が必要です。 勉学の秋、がんばります。 11月10日 (月) 審議会傍聴 午後2時半から社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を傍聴しました。 高齢者福祉計画・介護保険事業計画(素案)について、説明があり、質問や意見が出されていました。 ただ、第6章介護保険事業計画における介護サービス量の見込みや、第7章保健、福祉サービスの目標量については、介護報酬などが決まっていないため、検討中とのことでした。 ここが明らかでないと、なかなか具体の議論がしづらいようでした。 議論の途中でしたが、午後4時に退席して、子ども読書のまち推進委員会を傍聴しました。 3時半から開かれていたため、30分遅刻しての傍聴となりました。 推進事業の進捗状況報告、子ども読書活動の充実に向けての現状報告があり、意見が出されていました。 今日の議論を踏まえて、提言が出されるとのことです。 子どものたちが本に親しむためには、学校図書館の充実が欠かせません。 なかでも高槻市の課題は、蔵書の充実です。 今日も、学校図書館の蔵書は、あるといっても古い本が多いという指摘がありました。 地理など、社会に関するものは古い本は使えません。 蔵書の充実のためには予算措置が必要です。 ぜひ、学校図書館にどのような本が並んでいるのか、実態を把握して、予算措置を講じていただきたいものです。 なお、学校図書館の蔵書の充実については、6月議会の一般質問でとりあげました。 このときに資料として使ったのは、文部科学省が4月に発表した「学校図書館の現状に関する調査結果」と「学校図書館図書関係予算措置状況調べ(2006年度、2007年度)」の結果です。 現状調査結果の概要(66ページ)の46ページに大阪府内自治体の現状が出ていますが、高槻市では、文部科学省が定めた学校図書館図書標準を達成している学校がありません。 図書標準を達成している学校が多いのは豊中市、箕面市です。 なかなか学校図書館の蔵書の充実がはかられないことから、文部科学省は2007年から「新学校図書館図書整備5ヶ年計画」をスタートし、予算を増額しました。 そこで調査されたのが、予算措置状況です。 調査結果では、予算措置率が100%になっていない自治体が多く、予算は他の施策に転用されていました。 また、このデータを見ると、文部科学省の予算だけでなく、逆に自治体で上乗せして、予算化しているところもありました。 予算措置状況の概要(64ページ)の39ページが大阪府内自治体の状況です。 高槻市も予算措置率は低く、とりわけ、中学校の予算措置率は府内の市レベルでは最低です。 これは、毎年、本を買う予算がいかに少ないかということです。 学校図書館図書標準の達成をめざして、予算措置率を100%にし、蔵書充実を実現すべきではないでしょうか。 11月9日 (日) 農林業祭 今日は待ちに待った農林業祭でした。 午前9時半からの記念式典に参加させていただました。 生憎の曇り空、おまけに昨日の雨でグランドも場所によりぬかるんでいましたが、とても盛況でした。 式典ののちに、品評会で入賞された農畜産物の展示を見ましたが、丹精込めてつくられたことがよくわかり、勢いがあって、見ているだけで、私もパワーをもらいました。 その後は、いろいろお店をまわって買い物を楽しみました。 一番うれしかったのは、姉妹都市の益田市匹見町の「わさび」でした。 毎年出しておられるそうですが、私は、今年初めて発見しました。 また、農協さんのサニーレタスが2つ100円というのも助かりました。 もちろんパンジーの苗も買ってきました。 午後からは、家事を片付けました。 西洋朝顔が咲き続けていて、その手入れもしました。 もう冬支度のシーズンなのに、まだ咲き続ける朝顔、いつまで咲き続けるのか、楽しみです。 日本シリーズが終わりました。 西武優勝で、明日から5日間、駅前の西武百貨店はバーゲンです。 すでに、松坂屋で中日の感謝セール、西武でパリーグ優勝セールがあり、3度目のセールです。 明日は、きっとにぎわうことでしょう! 11月8日 (土) アパに泊まらない! 午後から事務所で来客、高槻ジェンダー研究ネットワークの発送作業、そして、車を出していただいての通信配布と、あわただしい一日でした。 暦の上では昨日が立冬でした。 今日は、少しずつ冷え込み始め、着るものも1枚増やしました。 確かに冬が近づいてきています。 風邪を引かないよう、野菜をしっかり食べて、体調管理に気をつけます。 田母神論文を読んで、このような歴史認識の人が防衛省のトップにいたことに愕然としました。 アパホテルなどアパグループは自衛隊と深い関係にあることも初めて知りました。 アパホテルは、自社のホームページの中で、小松基地友の会とリンクをはっていました。 そして、小松基地の友の会会長は、アパホテル社長の元谷外志雄氏でした。 アパホテルには一度宿泊したことがありますが、もう二度とこのホテルには宿泊する気がしません。 来週11日(火)には、参議院外交委員会で参考人招致がなされるとのこと、どのような歴史認識なのか、論文応募に自衛隊内でどのような動きがあったのか、文民統制とは、アパホテル社長とどのような関係にあったのかなど、厳しい追及がなされることでしょう。 そして、その歴史認識については、外交問題になること必須です。 11月7日 (金) 男女共同参画 第1回大阪府男女共同参画推進連絡会議が、午前10時半から大阪府立ドーンセンターで開かれ、参加しました。 連絡会議は、大阪府内の男女共同参画施策にかかわる団体で構成されています。 私も、高槻ジェンダー研究ネットワークの一員としての参加でした。 冒頭、生活文化部男女共同参画課長の森さんから第1回会議がこの11月になったことのお詫びがあり、その後、府の財政再建プログラム案について及び2008年度の男女共同参画課の事業概要について1時間にわたり説明がありました。 そして、今後のこの連絡会議の運営についても報告がありました。 時間は12時までで、質問、意見の場は限られていました。 私も質問したかったのですが、時間がないとのことで、遠慮してきました。 こういうときは不満感が残ってしまいます。 男女共同参画課の説明は、財政再建プログラムの指針により事業の見直しを行い、予算も減額になり事業も減ったが、残った事業はマンパワーでがんばっていくとの決意表明のように聞こえました。 府内の男女共同参画施策推進の上で、府は、ほんとうに大きな役割を果たしてきました。 府の施策縮減は、府内自治体の施策縮減につながるのではと、心配です。 府の施策縮減の中で、市町村と役割分担をした事業の説明がありましたが、それなら、その事業はどのように市町村で充実されるのか、検証する必要があります。 府及び市町村の男女共同参画施策の今後をしっかり見ていかなければと思っています。 筑紫哲也さんが亡くなられました。 大きな事件があると、筑紫さんはどう言われるのかとNEWS23を見ていました。 そして多事総論は楽しみでした。 編集長をしておられた「朝日ジャーナル」は私も愛読者でした。 今夜のテレビで、筑紫さんのことを「座標軸」と言われた方もありましたが、NEWS23を見るのも、自分自身の考えと筑紫さんの発言の距離を測り、私も安心してたのかもしれません。 テレビのニュース番組は最近軽くなり、あまリ見る気がしなくなっています。 そういう意味で、本当に残念ですし、さびしい限りです。 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。 筑紫さんのめざしたニュースのあるべき姿 「力の強い者、権力に対する監視の役を果たし」 「ひとつの方向に流れやすいこの国の中で、少数派であることを怖れず」 「多様な意見や立場を登場させることで、社会に自由の気風を保つ」 (『多事争論』3月31日放送“変わらないもの”より) 11月6日 (木) 政治倫理条例 午前10時から議会改革等検討会議が開かれ、傍聴しました。 前回の会議で結論がでなかった部分について、座長の考え方や各会派の検討結果が報告されました。 主な論点は、市民の調査請求権、審査会のメンバー構成、資産公開についてです。 市民の調査請求権については、市民を有権者に限らないということは合意されたものの、市民でいいではないかという会派と20歳以上等の制限を加えるべきという会派がありました。 また、市民1人からという会派と、市民の200分の1以上(計算では1800人以上)の署名が必要、議員の場合は5名以上の署名がやはり必要という会派もあり、これも意見が分かれていました。 審査会のメンバー構成についても、市民と議員という会派に対して、議員ははずすべき、市民といっても専門家を入れるべきと、会派間で意見が分かれていました。 資産公開についても、議員も、市長のように毎年すべきという会派と、問題があり、調査請求をされた議員のみ3年間分の資料を提出すべきという会派がありました。 最後に、休憩をとっていただき、傍聴している無所属の小西議員と私も意見を述べました。 私は、「政治倫理条例は、政治家自らが、自分や特定の個人、団体のために地位を利用して不正をしていないことを自ら明らかにするためにある条例であり、毎年の資産公開は絶対に必要である」「市民に制限を加えかつ1800人もの請求人が必要というのなら、1800人もの署名が請求人として適格かどうかをどのようにして調べるのか、疑義に足る資料を添付するのであれば、1人から請求権を認めるべき」「1800人もの署名を集めるためには、どれだけ多くのチラシ等を配布しなければならないか、そのことで、逆に人権侵害が起こる場合もあり、市民1人から調査請求は認めるべき」「審査会のメンバーは、公正さを確保するためにも、議員をはずし、専門家と公募市民を入れるべき」と意見を述べました。 次回は、11月14日(金)午前10時からです。 今日の議論を踏まえ、条例素案が出される予定です。 午後2時からは、国民健康保険運営協議会を傍聴しました。 案件は、来年1月から始まる産科医療保障制度に伴い、出産育児一時金を35万円から38万円に引き上げるというものでした。 府内自治体でも、1市をのぞき、引き上げの方向です。 ただし、一律引き上げの自治体もあれば、この産科医療保障制度に加入している医療機関で分娩した場合にのみ引き上げる自治体もあります。 今日の議論で、高槻市では、後者でいくことになりました。 それにしても、わかりにくい制度です。 保険に入るのは、妊産婦ではなく、医療機関です。 一時金が引き上げられれば、なんとなく受取る妊産婦側では得をした気分になるかもしれませんが、分娩にともなう保険料を上乗せして医療機関の分娩費も3万円アップするので、妊産婦側ではなんのメリットもありません。 しかも、このアップ分は、全額国負担ではありません。 アップ分の3分の2しか国は負担しないため、あとの3分の1は保険料で負担をしなければならなくなります。 これでいいのかと、正直、今日の議論を聞いていて、疑問を持ちました。 もう少し、この制度については、調査をしなければなりません。 なお、今年度は医療費が増え続けており、12月にもう一度協議会を開催するかもしれないとのことです。 ひょっとしたら、保険料アップの議論になるのかもしれません。 杞憂に終わりますように! 11月5日 (水) Change アメリカ大統領に民主党のオバマ氏が選ばれました。 個人的には、クリントン氏に初の女性大統領をと思っていました。 それだけに少し残念ですが、初の黒人の大統領というのは、大きな意味があることでしょう。 しかし、人々が望んだ「変革」に対して、オバマ氏が実際にどのような「変革」をするのかは、まだわかりません。 差別をなくし人権を保障する施策がどれだけとられるのか、また、「変革」のための政策が日本にどのような影響を与えるのか、心配です。 テレビのニュースで、勝利で喜々としているアメリカの人たちを見ていると、日本の今の状況は情けない限りです。 一刻も早く解散、総選挙をし、人々の意を反映した政権にすべきです。 それが、民主主義ではありませんか。 11月4日 (火) 色づく街 深く澄みきった青空が広がるさわやかな一日でした。 自転車で走るには、一番いい季節です。 桃園小学校や市役所の木々も色づき始めました。 いよいよ秋本番です。 しばらくはさっそうと自転車に乗って、秋を満喫しながら、調査活動で走ります。 橋下知事の教育改革を問う集会が下記のとおり、開かれます。 お時間がありましたら、ぜひご参加下さい。 みんなで考えよう!全国学力テストの公開と大阪版「夜スペ」 橋下「教育改革」は、ほんとうに子どものためになるのか? 日時:11月23日(日)午後2時〜5時 場所:エルおおさか709号(地下鉄谷町線「天満橋」下車) 講演:中嶋哲彦さん(名古屋大学大学院教員) 「全国学力テストは学校をどう変えようとしているか」(仮題) 現場から報告:長谷川和男さん(杉並区教職員組合元委員長) 「藤原和博氏の和田中改革は何だったのか」 主催:「日の丸・君が代による人権侵害」市民オンブズパーソン 11月3日 (月) 原稿書き 午後から事務所で資料整理等、デスクワークの一日でした。 今月は大きな仕事があります。 大阪市大や立命館大学での講義に使っているテキストの全面書き換えのため、「環境問題と行政」について、長文の原稿を書かなければならないのです。 そのための資料を揃えながら、イメージを膨らませています。 議員として体験したこともしっかり取り入れ、これまでのまとめとして納得のいく論文にしたいので、しばらくは原稿書きに集中します。 がんばります! 11月2日 (日) 気分転換 今日は、エネルギー補給の日にしました。 本当は、京都で開かれえている川のシンポジウムに参加したかったのですが、無理をしないようにしました。 お天気もよく、家事デーで、気分転換をしながら、体を休めました。 夜は、車を出していただき、未配布だった地域への通信を配布してきました。 まだ少し通信配布が残っています。 なんとか今週中に終えれたらと思っています。 11月1日 (土) 地産地消 午前10時から市民環境講座が開かれ、参加しました。 会場は、総合市民交流センター・イベントホール、主催は高槻市ですが、企画運営はたかつき環境市民会議です。 テーマは「環境から見る食と農と健康〜高槻市の地産地消の現状と今後について〜」でした。 宮武和孝さん(大阪府大大学院教授)の「よく生きるための地産地消と資源循環」と題した基調講演のあと、パネルデイスカッションとなり、藤岡悦治さん(市農協)、新宮司智子さん(小学校栄養職員)、冨田典子さん(市栄養士会長)からの高槻での取り組みの報告の後、熱心な議論が続きました。 あらためて、地産地消の重要性をデータで確認できましたが、会場から出された、もっと地場の野菜を手に入れることができる場所を駅の近くにつくってほしいという意見には、私も大賛成です。 夕方、大阪市内で開かれた、高校の全体同窓会に初めて参加しました。 今年は私の期が担当に当たっているとのことで、お手伝いのためでしたが、こういう機会がないと、全体同窓会には行くことがありません。 久々に会った友人たちは、「介護」に直面している人が多く、なかなかたいへんなようです。 来年は同期の還暦同窓会が開かれます。 私も「還暦」を迎えるのかと思うと、ため息が出ます。 しかし、人生これから、まだまだチャレンジ精神でがんばります! |
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